FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第157回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    石川一宏 “Save Our Souls”
    ABN テレ朝・情報バラエティ番組「奇跡の扉 TVのチカラ」テーマ音楽
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「功名が辻」テーマ音楽 [小六禮次郎]
  3. 第 3 位 ( △ )
    柴咲コウ「影」
    SBC TBS・ドラマ「白夜行」主題歌
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    ABN テレ朝・ドラマ「相棒」劇中効果音楽 [池頼広]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    大黒魔季「胡蝶の夢」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「新・風のロンド」主題歌
    ♪ 音程探りは多少気になりますが、アカペラに存在感もある昼ドラ主題歌の佳曲。

 今年の大河ドラマ「功名が辻」は、久々の戦国物です。主役の仲間由紀恵は、良くやっており、1年間期待できそうな序盤の展開です。山内家は、下級武士の家柄ながら、群雄割拠の戦国時代に、千代が知恵 と 機転に満ちた内助の功で、夫の一豊を 土佐二十四万石の主君にまで昇り詰めさせました。しかし 領地の土佐高知は、一筋縄ではいかぬ治世混乱の状態だったのです。

 「功名が辻」の原作は、1963年から岐阜日日新聞、山陽新聞など地方紙に掲載された同名の新聞小説です。司馬遼太郎は、元々産経新聞の記者で、在職中に直木賞を受賞しています。それ故なのか司馬遼太郎の新作発表は、新聞小説からというケースが多く、毎日掲載される新聞小説を綺麗に切り抜き、紐で綴じて書籍の様に保存していくファンもいたそうです。

 小六禮次郎が制作したテーマ音楽は、時代背景の複雑さを解きほぐすかの様に、ラヴェルの「ボレロ」さえ想起させる、旋律パートがアレンジの変化を伴い、リフレインする手法を採っており、大河ドラマのテーマ音楽としては、ここ数年にない美しさです。この旋律パートは、心底まで情感に訴える素晴らしい出来で、N響の演奏にリズムトラックを加える斬新な和音構成です。

 タイトルバックも曲調の盛り上がりで、クレジット序列へ「トメG」に匹敵する重要配役発表のポイント(第2回放送では 大地真央)を作っています。新しい形の中トメかも知れません。毎回タイトルバックを視ながら、テーマ音楽を鑑賞するのが楽しみになっています。ストーリーと相乗した劇伴音楽が秀でている大河ドラマ「功名が辻」の今後の展開に期待しています。

 2006年 NHK大河ドラマ「功名が辻」15日 放送・第2回「決別の河」
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◯ 仲間由紀恵 ➝ ◯ 上川隆也 / △ 武田鉄矢 ➝ 前田吟 ➝ 和久井映見 ➝ 筒井道隆 ➝ 石倉三郎 ➝ 高山善廣 / ◯ 大地真央 / 永井杏 ➝ 木村多江 / △ 多岐川裕美 ➝ 勝野洋 ➝ 名高達男 ➝ 刈谷俊介 ➝ △ 俵木藤汰 / ◯ 坂東三津五郎 / ◯ 津川雅彦 / ◯ 浅野ゆう子 ➝ ◯ 柄本明 / ◯ 佐久間良子 / ◎ 舘ひろし】

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に 1人だけ配役が紹介される)俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


(追記) 週間放送視聴日記(2006年 5月26日)に、功名が辻 の分岐点 を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2006年 6月16日)に、大河ドラマの お笑い枠 を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2006年10月 6日)に、功名が辻 と 同役出演 を掲載しました。


ブログ開始は 2003年です。

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