FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第160回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「功名が辻」テーマ音楽 [小六禮次郎]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    石川一宏 “Save Our Souls”
    ABN テレ朝・情報バラエティ番組「奇跡の扉 TVのチカラ」テーマ音楽
  3. 第 3 位 ( △ )
    大黒魔季「胡蝶の夢」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「新・風のロンド」主題歌
  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「ER ~ 緊急救命室」テーマ音楽 [Martin Davich]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    NHK総合・金曜時代劇「出雲の阿国」テーマ音楽 [牟岐礼]
    ♪ NHK土曜ドラマ「憲法はまだか」の劇伴音楽を彷彿とさせる洗練されたシンプルな旋律。

 7日に 宮内庁は、秋篠宮妃紀子さまが、第3子をご懐妊されたと発表しました。NHKは、宮内庁発表 約 30分前の午後 2時7分「秋篠宮妃の紀子さまご懐妊 宮内庁発表へ」と、極めて迅速に「NHKニュース速報」を打ちました。この速報は、NHKの神業的な大スクープです。このNHKニュース速報の後、それを視て驚いた各マスメディアが確認へと走っています。

 「女系天皇」の是非が問われている皇室典範の改正問題が、うねりとなって議論されている昨今、秋篠宮家での第3子ご誕生によって、その議論の方向を転換させる可能性があります。今回の皇室典範改正問題の議論は、あくまでも男子皇族のご誕生がないからこそ起きるのです。もし男子ご誕生となれば、女性天皇 そして 女系天皇の制度議論に緊々の必要性がなくなります。

 昨年 SBC信越放送(TBS系)のドラマとして、山崎豊子原作の「女系家族」が放送され、その劇伴音楽は 週間選曲リストで2005年の年間5位を記録しました。もちろん一般の家柄 と 皇室の差異は 当然ですが、無関連とは言い切れない側面もあります。天皇の全権代理である「摂政」には、皇后も就く事ができます。但し 過去の皇室において「婿養子」は禁制なのです。

 女性皇族へ婿養子を事実上容認しなければならない、この「女系」に対する考察は、深く深くしなければなりません。現行の「永世皇族制」を廃止してしまうと、将来どうなってしまうのでしょうか? 幾歳月脈々と維持されてきた天皇制は、何が根幹にあったのでしょうか? 諸外国の王室 と 皇室は、どう違うのでしょうか? これらの疑問に正面から向き合わなければなりません。

 この議論には、生まれ育った日本という国の伝統を思う気持ちの軽重が、一人一人 判ってしまう鋭さも潜在しています。検証可能な史実だけでも、男系皇統で培われてきた天皇の継承順位は、一(いち)法律の改正問題を超越した深遠さを感じます。また皇室典範は、頻繁な改正が馴染まない法律だと考えます。女系天皇制度を推めるなら、緊急性と きちんとした考察が必要です。

 ご懐妊に関するNHKニュース速報が流れたのは、国会中継の最中でした。衆議院予算委員会の閣僚席へ ご懐妊のニュースのメモが伝えられた時、小泉 首相は メモを指差し 本当に驚いていました。小泉 首相には 考察が不足していたのです。まずは紀子さまの すこやかな ご出産のためにも、皇室典範改正の性急な議論は、紀子さま第3子ご誕生まで停めるべきだと思います。


ブログ開始は 2003年です。

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