FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第192回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK教育・教養番組「知るを楽しむ ~ 私のこだわり人物伝」テーマ音楽 [中村幸代]
  2. 第 2 位 ( △ )
    “YOUR OWN EDEN” シンフォニック・イントロダクション [中谷靖]
    資生堂 テレビCM音楽
  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル ~ 仕事の流儀」演出効果音楽 [村井秀清]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    GARNET CROW「まぼろし」
    abn テレ朝・木曜ミステリー「新・科捜研の女」主題歌
    ♪ 1位 4週、登場10週。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    木村カエラ “TREE CLIMBERS”
    モード学園 テレビCMソング
    ♪ ちょっと未成熟な感じですが、オルタナティブ・ロックに類します。

 20日に投開票された自由民主党総裁選挙は、安倍晋三 内閣官房長官が、事前の予測通り大差で当選し、第21代の党総裁に選ばれました。総裁選は、所属国会議員による投票と、党員からの投票をドント方式で算定する方式で行われています。NHK総合・SBC・TSBが、両院議員総会を生中継し、新総裁誕生後は、NBS・abnも報道特別番組を開始しました。

 【獲得得票数:安倍晋三 候補 464 麻生太郎 候補 136 谷垣禎一 候補 102】

 旧長州藩領である山口県からは、初代 伊藤博文 以来 8人目の内閣総理大臣誕生となりました。新総裁が決まった後、祝賀ムードに沸く地元からの中継リポートでは「山口県一番の特産品は 総理大臣」との凄いフレーズも飛び出し(笑)ショートリリーフ 1人の長野県人としては 驚くばかりでした(笑)。未だ明治維新の藩閥政治が、続いているかの様な印象さえ受けます。

 18日に TSB(日テレ)のドラマスペシャル「小泉純一郎を知っているか?」が放送されました。内閣が総辞職しない前に、この手の政治ドラマがオンエアーされるのは、非常にレアなケースだと思います。それだけ強烈な印象を有した内閣の終焉を象徴しています。小泉内閣の内幕を描く再現ドラマの形態でしたが、結局ドラマの筋よりも、配役設定が面白く感じました。

 小泉総理 役が 岩城滉一なのは ともかく、田中眞紀子 元外相に 朝加眞由美。亀井静香 氏は 竜雷太。森喜朗 前首相が 綿引勝彦、さらに安倍晋三 官房長官を 中根徹が演じ、長年テレビドラマを視てきた者にとって、まさにサプライズなキャストでした(笑)。できれば登場しなかった鈴木宗男 氏には 不破万作を・・とは、少々乗り過ぎの発想でしょうか?(笑)。

 今回の総裁選を通じて、私は麻生 外務大臣の演説やインタビューが とても気に入ってしまいました。司会者や質問者に絶妙の反問切り返しをするあたりや、話が乗ってくると語句の選択が これまた絶妙に混線するあたりは(笑)一種の「話芸」を感じました。今回の総裁選でも、全国党員の一般投票による党員算定票に関して言えば、やはり麻生 外務大臣は 善戦した様です。

 【戦後 長く在任した内閣:1位・佐藤栄作内閣(2789日) 2位・吉田茂内閣(2616日) 3位・中曽根康弘内閣(1806日) 4位・池田隼人内閣(1575日) 5位・岸信介内閣(1241日)】

 上位の内閣は、高度成長や経済活性で、昭和という時代を支えてきました。そして平成に入って、最初の長期政権が、小泉純一郎内閣になります。人気凋落が原因でなく、自らの引き際を自ら定めて退陣した事にも、小泉美学が垣間見えています。5年5ヵ月に及ぶ長期政権で、この上位へ入るが確実となった今、劇場と言われた小泉内閣の時代は、静かに終わりを告げました。


(追記) 小泉純一郎内閣の在任期間は 1980日となり、戦後歴代第3位の長さでした。


ブログ開始は 2003年です。

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