FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第239回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    浜崎あゆみ “fated”
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    Swing Out Sister “Secret Love”
    花王化粧品 テレビCMソング
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    FLOW “Answer”
    TSB 日テレ・ドラマ「探偵学園Q」オープニング テーマ曲
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・木曜ドラマ「菊次郎 と さき」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [坂田晃一]
    ♪ 多様なアレンジに対応できる深みのある旋律です。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    ナナムジカ「彼方」
    abn テレ朝・金曜ドラマ「女帝」主題歌

 遂に「あの人」が出てきました。まるで別の声優が吹き替えた如くです(笑)。「風林火山」の長尾景虎(上杉謙信)役・Gacktは、どこのアクターズ スクールへ通ったのか? 調べたくなるほど(笑)演技・発声ともに大河ドラマへ溶け込んでいました。そしてガクト謙信のフル登場に合わせて、トメが 板垣信方 役の千葉真一から、宇佐美定満 役の緒形拳に代わっています。

 テレビで緒形拳の芝居を視ると、私が注目するのは「まばたき」です。普通俳優達は、芝居の基本かの様に 極力 まばたき をせず演技をします。ところが緒形拳は、非常に まばたき の多い俳優です。演技のリズムと違った自然なリズムで まばたき をします。そして その 2つのリズムが一致した時、凄まじい存在感を醸し出すのです。他の俳優には 真似出来ない芸当です。

 緒形拳は、新しい国劇を目指す劇団・新国劇の一員として、1958年に入団しました。上演では、悪役を演じる事が多かったのですが頭角を現し、1965年の大河ドラマ「太閤記」で主役・豊臣秀吉 役に抜擢されました。そして翌 1966年の大河ドラマ「義経」でも弁慶 役を演ずるなど、以降現在まで 9作に出演し、NHK大河ドラマを最も代表する俳優のひとりです。

 新国劇出身からシリアスな芝居が得意というだけでなく、コミカルな演技も見事にこなし、1979年の日テレ グランド劇場「ちょっとマイウェイ」のチーフコック 堀田康吉 の役が、私は 大変気に入っています。ちょっとマイウェイ は、チームプレイの現代劇として典型的なテレビドラマでしたが、突出することなく、レギュラー出演者のひとりとして溶け込んでいました。

 今年の大河ドラマでは、トメGの抜擢傾向が続いています。ドラマや時代劇で渋い脇役が光る、緒形拳と同じく新国劇出身の 木村元や、シェークスピア劇の舞台俳優として高い実績がある 吉田鋼太郎が、トメG入りを果たしました。トメG俳優が、多次元で選抜されています。長野市郊外で、川中島の戦いの大規模ロケが終了しました。「風林火山」は、いよいよ大詰めです。

 NHK大河ドラマ「風林火山」8月19日 放送・第33回「勘助捕らわる」
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◯ 内野聖陽 / ◯ 市川亀治郎 / ◯ ガクト(Gackt)/ △ 池脇千鶴 / △ 金田明夫 ➝ 金田賢一 ➝ 有薗芳記 ➝ △ 嘉島典俊 / △ 西田尚美 ➝ △ 大森暁美 / △ 柴本幸 / ◯ 西岡徳馬 / ◯ 加藤武 / ◯ 木村元 ➝ △ 大橋吾郎 ➝ ◯ 吉田鋼太郎 / ◯ 風吹ジュン / ◎ 緒形拳 】

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に 1人だけ配役が紹介される)俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


ブログ開始は 2003年です。

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