FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第256回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    樋口了一「1/6の夢旅人2002」
    abn HTB・バラエティ番組「水曜どうでしょう Classic」エンディング テーマ
  2. 第 2 位 ( △ )
    一青窈「ただいま」
    SBC TBS・愛の劇場「愛のうた!」主題歌
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    ERIKA “Destination Nowhere”
    abn テレ朝・金曜ナイトドラマ「モップガール」主題歌
  4. 第 4 位 ( ★ )
    V6 “way of life”
    NBS フジ・土曜ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」主題歌
    ♪ 選曲の可否に相当悩みましたが、ユニゾンから離脱しようとする試みと優れた旋律は有する佳曲。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    奥田民生「無限の風」
    ♪ 単音なヴォーカルを生かしたメディアムロックな佳曲。

 最近このブログでは、abn長野朝日放送の番組ばかり誉めている気もしますが、今週は「タモリ倶楽部」です(笑)。タモリ倶楽部は、同時ネットが極めて少なく、abnでは、テレ朝から 8日遅れの日曜深夜に現在放送しています。視聴率調査は 1分単位の測定(通称・毎分)ですが、この番組は オープニング と ラストに、その 毎分 を相当稼いでしまいます(笑)。

 「毎度おなじみ流浪の番組 タモリ倶楽部」は、1982年10月から続いている深夜バラエティ番組の老舗です。いいとも明けのオールロケで、ほぼサイクルで登場するお馴染みのタレントゲストと共に、疑似カルチャーワールドを展開します。タモリ倶楽部 には、名物コーナー「空耳アワー」や、特徴的で難度の高いワンフレーズBGの多用に、強い音楽性も顕在します。

 私のテレビ番組録画テープを探してみましたら、一晩徹夜の若手芸人を特上弁当 と 缶ビール そしてタモリとの心なごむ雑談でリラックスさせ、そのままマッサージ付のベットへ直行させた、1995年 7月28日 放送「若手芸人不眠デスマッチ」が出てきました。不眠を耐える事で露出する人間性と、それでいて全体を取り巻く不思議な優しさが醸し出された傑作でした。

 最近では「タモリ電車倶楽部」の企画が秀逸です。9日 と16日の放送では、東京メトロ 王子検車区から 綾瀬検車区まで、乗り換えなしのタモリ倶楽部専用臨時電車を走らせています。放送では、有楽町線 と 千代田線を結ぶ「幻の連絡線」が紹介されており、そのタモリ倶楽部専用臨時電車が、その幻の連絡線を実際に運行したのです。大変専門的な企画でした。

 私はマニアと言うほどではありませんが、ペーパードライバーになる事を厭わず(笑)通勤などに電車を積極利用する、素朴な鉄道ファンのひとりです。その私から視ても、国会議事堂・警視庁・外務省と 日本の中枢の真下を通る この東京メトロ「幻の連絡線」を放送して、公安上 さらに防衛上の問題がないのかと思ってしまうほど、非常に興味深いものがありました。

 タモリ倶楽部の不眠企画は、この放送後に、他のバラエティ番組でも真似をされており、鉄道企画も深夜番組と片付ける事が出来ないほど、本質に触れる様な、実にマニアックで深いものがありました。“FOR THE SOPHISTICATED PEOPLE”「洗練された人達へ」というサブタイトルに、この長寿番組のテーマが隠されているのかも知れません。


(追記) 紹介した「タモリ倶楽部 若手芸人不眠デスマッチ」と「祝!地下鉄開通80周年 ~ メトロに乗って綾瀬検車区へ行こう」は、録画をデジタル化し、MPEGファイルで保存を続けています。


ブログ開始は 2003年です。

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