FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第272回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「篤姫」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [吉俣良]
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・連続テレビ小説「瞳」テーマ音楽 [山下康介]
  3. 第 3 位 ( △ )
    今井美樹「足音」
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング テーマ曲
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    暮部拓哉 “HANA”
    NHK総合・ミニ音楽番組「みんなのうた」2 ~ 3月 オンエアー曲
    ♪ 1位 2週、登場 9週。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    堺正章「忘れもの」
    NBS KTV・ドラマ「無理な恋愛」主題歌
    ♪ 歌唱に上手くマッチした正統派ポップス。

 大河ドラマ「篤姫」の視聴率が、一時 25%を超えました。ここ数年にない好調さを維持しています。何故「篤姫」の人気が高いのでしょうか? 今までの貯金を一気に使い果たしている感じもありますが(笑)主役の宮崎あおい は、あながち奔放な女性の演技とは言い切れない何かがあります。拝礼や会釈などは、まるで命令系統が染みついた軍人の様な礼をするのです。

 「篤姫」に人が斬られるシーンが、ほとんどありません。ブログにも書きましたが、シーンやストーリーの切り口に、シナリオライターとしての歴史観が感じられず、展開パターンは 朝ドラの様です(笑)。今までの大河ドラマに親しんできたファンは、その薄さを感じさせるパターンが、やはり物足りないのだと思います。しかし、このパターン記憶は あいまいなのです。

 地元CATVで「時代劇専門チャンネル」を視て気付いたのですが、現在 放送されている大河ドラマ「おんな太閤記」(1981年本放送)の脚本は 橋田寿賀子。全編が豊臣家で展開する「渡る世間は鬼ばかり」(笑)。そのホームドラマ度は、篤姫以上の印象を受けました。但し 篤姫と異なり考証に問題は ありません。橋田寿賀子には、一筋の歴史観が見いだせます。

 もしテレビジョンが 明治時代に存在していたと仮定して、その明治時代に 幕末を舞台とする大河ドラマが放送されたとしたら、どうなるでしょうか? 時代考証も ストーリーも完璧な大河ドラマが放送されたはずです。現代の大河ドラマとは、比較にならないかも知れません。しかし、それはリアルタイムで幕末を経験した視聴者が、大多数存在する故に リアルなのだと思います。

 時代劇は、本放送当時の「現代」を反映してこそ、レゾンデートル(存在価値)が生じるものです。但し 登場人物のキャラクターが単純に現代的ではなく、シナリオで表現される歴史認識は、出来る限り普遍であるべきだと思います。シナリオライターには、自らが産まれた国の歴史観が、絶対に必要なのです。不安が強く残りますが、今後の大河ドラマ「篤姫」に期待しています。

 NHK大河ドラマ「篤姫」13日 放送・第15回「姫、出陣」
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◯ 宮崎あおい ➝ 瑛太 ➝ 小澤征悦 ➝ 原田泰造 / △ 樋口可南子 ➝ △ 岡田義徳 / △ 沢村一樹 ➝ ともさかりえ ➝ 的場浩司 ➝ 佐藤藍子 ➝ 大和田伸也 ➝ 東儀秀樹 ➝ △ 余貴美子 / ◯ 江守徹 ➝ △ 真野響子 ➝ △ 涼風真世 ➝ △ 草刈正雄 ➝ △ 長門裕之 ➝ △ 松坂慶子 ➝ ◎ 高橋英樹 】

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に 1人だけ配役が紹介される)俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


ブログ開始は 2003年です。

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