FM長野リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第273回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「篤姫」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [吉俣良]

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・連続テレビ小説「瞳」テーマ音楽 [山下康介]

  3. 第 3 位 ( △ )
    堺正章「忘れもの」
    NBS KTV・ドラマ「無理な恋愛」主題歌

  4. 第 4 位 ( ▽ )
    今井美樹「足音」
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング テーマ曲

  5. 第 5 位 ( ★ )
    一青窈「栞」
    ♪旋律の展開が「ハナミズキ」と似ているが和声感ある佳曲。


 26日に 長野市で行われる北京夏季五輪の聖火リレーに、内外から注目が集まっています。チベットでの大衆暴動は、北京夏季五輪 開催前の時期を狙いすました計画的な蜂起かも知れません。しかし、中華人民共和国が抱えている深刻な人権問題に根がある事は、間違いない事実です。激しい抗議行動に遭う中、国内で唯一の長野聖火リレーは、厳戒態勢で決行される様です。

 元々オリンピックの聖火リレーは、1936年のベルリン夏季五輪の際に、当時のナチスドイツの最高幹部である、パウル・ヨーゼフ・ゲッベルス 宣伝大臣が考案決裁したものとされています。大衆集会 と 扇動の天才が考案したものを、戦後排斥せず 五輪運動のシンボルにまで昇華させました。今や五輪開催 と 聖火リレーは、切っても切れない関係にあります。

 聖火リレーは、アテネ・オリンピアの採火式場から 開会式会場の聖火台まで、可能な限り人の足によって行うのが伝統的ルールです。「一筆書き」だからこそ通過地の人々は熱狂し、五輪開催の事前ムードが盛り上がります。しかし、最近の五輪に蔓延するエンターテイメント化もあって、チョコチョコ聖火リレー(笑)が、世界中で行われる様になりました。

 聖火リレーの拡散は、開催国への政治的抗議行動に火がつくと、一気にオリンピック運動の象徴である聖火そのものが標的となります。国内のスポーツ界では、チベット問題に関心が薄く 長野も同じムードでした。ところが長野聖火リレーの出発点に予定されていた信州 善光寺が、その出発点とイベントを毅然と辞退したのです。

 善光寺の辞退は、政治的にも宗教的にも思い切った決断で、間違いなく 国内の無関心層に強い問題意識を植え付けました。五輪開催国に対するリレー通過国の祝賀こそ、聖火リレーの前提条件です。行えたからといって開催国へ、小さな政治的免罪符が与えられるものでもありません。五輪聖火リレーの根幹への理解があってこそ、真の意味で聖火リレーを行える資格が生じます。

 善光寺は、信仰の軽重を問わず 何人も受け入れてくれる、度量の広い穏やかな 我が国で類がない無宗派の別格大寺院です。個人的な話ですが、私は 善光寺信徒会の会員です。親の代からの信徒で、信州 善光寺が 我が家の菩提寺となります。今回の勇気と決断には、一(いち)信徒会会員として心からの敬意を表します。

 鷲沢正一 長野市長は「粛々と聖火リレーは行う」と言明しましたが、五輪聖火リレーの伝統からみても、聖火リレーは 粛々と行うものではないのです(笑)。その言明で使った語彙から、五輪聖火リレーの根幹への理解が脆弱だと気づきます。1980年のモスクワ夏季五輪同様、全体主義国家の五輪開催は、やはり内包している政治の問題点が噴出する様です。


ブログ開始は 2003年です。

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