FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第291回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    いきものがかり「ブルーバード」
    SBC テレ東・アニメ「NARUTO疾風伝」オープニング テーマ
  2. 第 2 位 ( △ )
    映画「ガメラ大怪獣空中決戦」サウンドトラック楽曲「ギャオス逃げ去る」 [大谷幸]
    abn HTB・バラエティ番組「水曜どうでしょう Classic」予告使用音楽
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Mr.Children “HANABI”
    NBS フジ・木曜劇場「コード・ブルー ~ ドクターヘリ 緊急救命」主題歌
  4. 第 4 位 ( ★ )
    星村麻衣「ひかり」
    SBC TBS・日曜劇場「tomorrow ~ 陽はまたのぼる」主題歌
    ♪ ヴォーカルとシンフォナイズされたアレンジが調和している佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    Oasis “The Shock of the Lightning”

 『第29回 オリンピアード競技大会』が、24日 閉幕しました。一部で懸念されたミュンヘン夏季五輪の様な 重大事件 も発生せず、無事閉幕し なによりでした。大会 14日目の陸上男子 100m×4リレー決勝で、日本チームは 銅メダルを獲得しています。トラック競技では、実に 80年ぶりのメダルになりました。第1走者の塚原直貴 選手は、長野県 岡谷市出身です。

 人は 真摯な努力の積み重ねが、外から認められた時のみ輝くものです。自ら輝きたいという欲求から先回りした瞬間に、光は失い始めます。リレーの日本チームは、将来の日本短距離陸上のため礎になろうと覚悟をした選手達です。その礎の上に ひとつ結実した銅メダルは、金メダルより光り輝いています。「3位」銅メダルの存在を強く意識させられた、今回の夏季五輪でした。

 【北京夏季五輪 獲得総メダル数:金 9 銀 6 銅 11】

 1978年に日本 と 中国の間で締結した「日中平和友好条約」に、反覇権主義条項というものがあります。第2条に「両締約国は、そのいずれも、アジア・太平洋地域においても又は他のいずれの地域においても覇権を求めるべきではなく、また、このような覇権を確立しようとする他のいかなる国又は国の集団による試みにも反対することを表明する。 」と記されています。

 この条項は、当時 中国と対立していた旧ソ連を意識したものです。この条項を巡って条約締結交渉は モメにもめました。結局 第4条に「この条約は、第三国との関係に関する各締約国の立場に影響を及ぼすものではない。 」と、念押しの条規を加えた上で、条約は 批准されました。僅か 5条しかない日中平和友好条約の主要な部分を、この反覇権主義条項が占めているのです。

 ところが、反覇権主義条項に抵触しかねない国家的な利権拡大政策を、中国は 世界各地で行っています。尖閣諸島問題は、その一例です。中国が投げつけてきた反覇権主義条項が、実は ブーメランの様に勢いよく戻ってきてるのです。もちろん日本は、そのカードを安易に切りませんが、当然 外務省も検討を重ねていると思われます。日中平和友好条約違背は、国交にも拘ります。

 数少なくなった共産主義を標榜する国家で開催された北京夏季五輪は、なぜか身内ウケ(笑)の様な、多少醒めた感慨を全世界に残して閉幕となりました。まさしく国策に用いられた五輪でした。この様な五輪を見ると、現在誘致運動が進んでいる 2度目の東京夏季五輪が見たくなってきます(笑)。ご苦労様でした、日本選手団。連日のオリンピック放送、視聴お疲れ様でした。


(追記) 2018年12月 7日に、陸上男子 100m×4リレーで 金メダルだったジャマイカの選手のドーピング違反が確定し、チームの金メダルが剥奪されました。日本チームは 2位へ繰り上がり、2019年 5月12日 横浜で開かれた世界リレー大会の会場で、当時の日本チームに、国際陸上競技連盟から銀メダルが授与されました。


ブログ開始は 2003年です。

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