FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第290回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    いきものがかり「ブルーバード」
    SBC テレ東・アニメ「NARUTO疾風伝」オープニング テーマ
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    Mr.Children “HANABI”
    NBS フジ・木曜劇場「コード・ブルー ~ ドクターヘリ 緊急救命」主題歌
  3. 第 3 位 ( △ )
    映画「ガメラ大怪獣空中決戦」サウンドトラック楽曲「ギャオス逃げ去る」 [大谷幸]
    abn HTB・バラエティ番組「水曜どうでしょう Classic」予告使用音楽
  4. 第 4 位 ( ★ )
    Oasis “The Shock of the Lightning”
    ♪ 爛熟したサウンドですが、類例の見つからない旋律の美しさがある佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    みつき「夏のモンタージュ」
    SBC TBS・ドラマ30「ナツコイ」主題歌

 北京夏季オリンピックは、終盤に入っています。大会 14日目のソフトボール決勝で、日本チームは 悲願の金メダルを獲得しました。決勝戦の視聴率(関東地区)は 30・6%。瞬間最高が 47・7%という高い数字をマークしています。それにしても ソフトボール競技の「ページ システム」は、トーナメントなのか? と疑問を持つほど、不思議なトーナメント方式です。

 予選リーグ自体、全チーム総当たりですから順位の絶対性が強くなります。ところが ソフトボールの予選リーグは、上位 4チームの選抜が目的なのです。ここからトーナメントに入り、予選リーグ 1位と 2位(A試合)3位と 4位(B試合)が「準決勝」をそれぞれ戦い、A試合「準決勝」勝者は、そのまま決勝戦へ進出。B試合「準決勝」の敗者は、4位確定となります。

 A試合「準決勝」の敗者とB試合「準決勝」の勝者が「負けたら3位決定戦(笑)」を対戦し、勝者は「決勝戦」へ進出。A試合「準決勝」の勝者と優勝を争う、実に複雑なトーナメント方式です。「準決勝」で負けても金メダルの可能性があります。しかし、日本チームの頑張りを見ると、運不運には左右されず、実力が結果へ反映されるトーナメント方式だと思えてきます。

 【北京夏季五輪 優勝記録:レスリング女子 55キロ級・吉田沙保里 選手「金メダル」 レスリング女子 63キロ級・伊調馨 選手「金メダル」 ソフトボール・日本チーム「金メダル」】

 オリンピック放送を視聴していて気付いたのですが、この大会を通して日本選手団の中に、不思議な眼をした選手が 2人いました。まず柔道女子の 谷亮子 選手です。谷 選手は 5大会連続出場。そして連続金メダルを獲得した女子柔道の申し子的存在ですが、試合会場では、とても五輪出場選手と思えない醒めた目をしていました。中継を視聴していて、実に異様でした。

 後日談によれば、北京へ連れて来た 谷 選手のお子さんが高熱を出していたとの事。「ママでも金」という劇的シーンの想定から、幼いお子さんを 北京の観客席まで連れて来ようと意図したのかも知れませんが、厳しい現実でした。連覇を遂げてきた有力選手が陥りやすい、スポーツ大会の結果を、演出で制御していこうとする考え方は、多くが返り討ちに遭います。

 さらに卓球の福原愛 選手も 不思議な眼をしていました。なんと言うか慈愛に満ちた(笑)実に苦労人の眼をしています。福原 選手は まだ 19才です。天才卓球少女と言われた愛ちゃんも、周囲の不透明な思惑から、中国の国内卓球リーグにまで遠征させられ、その苦労たるや大変だったのでしょう。そういった苦労を乗り越えたからこそ、福原 選手の凄さが あるのだと思います。

 今大会では、特に 4年前のアテネ夏季五輪の金メダリストが、そのまま 2大会連続の金メダリストになる例も多く見られました。抜き去れない実力の結実とはいえ、やはり 4年後・8年後のため、日本選手の選抜に 新しい息吹が必要なのは 確かです。その新しい息吹を、まだ中継の映像からでは 感じる事が出来ない様です。連日のオリンピック放送、視聴お疲れ様です。


ブログ開始は 2003年です。

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