FM長野 リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第347回ランキング

公開 : 
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・報道番組「追跡!A to Z」テーマ音楽 [菅野祐悟]

  2. 第 2 位 ( △ )
    CS チャンネルNECO・ドラマ王国20「気になる嫁さん」テーマ音楽 [大野雄二]

  3. 第 3 位 ( ▽ )
    松谷卓“Inscrutable Battle”
    abn テレ朝・バラエティ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」テーマ曲

  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    Diane Birch“Fools”
    ♪サザン・ソウルの流れを汲んでいる。

  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    DREAMS COME TRUE「その先へ」
    NBS フジ・ドラマ「救命病棟24時 ~ 第4シリーズ」主題歌


 30年近くに渡って録画保存してきたビデオテープ デジタル化の作業は、現在100本ほど終了しました。

 デジタル化 特有のミスのひとつに「音飛び」があります。そのため音声のモニターは、再生の最中ずっと続けていなければなりません。大変な作業の中で、先日1本の録画テープをデジタル化しました。

 名優・笠智衆が主演したNHKドラマスペシャル「今朝の秋」。山田太一 作・脚本で1987年11月26日に本放送された、テレビドラマ史上 珠玉の作品です。

 家庭と夫婦関係が破綻するほど仕事に打ち込んでいた息子(杉浦直樹)は、自覚症状が激しくなるまで病院へ行かず、末期ガンのため余命3か月と宣告されます。それを悲しみの中 受けとめ、息子と最期の日々を過ごす父(笠智衆)の深い愛情が描かれています。

 告知もされず、そのまま東京の病院で孤独な死を迎えるはずだった息子を、父はタクシーで長野県 蓼科の自宅へ連れ帰ってしまいます。そして蓼科高原 最高の季節を、息子と最期の日々として過ごすのです。

 武満徹のハイレベルな劇中効果音楽が流れる中、父と息子の病院からの脱出は、とても印象的なシーンでした。

 ふたりを乗せて東京から長野まで直行した、谷村昌彦 演ずる心優しきタクシー・ドライバーの味のある演技と共に、息子を迎えた父の自宅がある長野・蓼科の風景は 限りなく美しいのです。舞台となった父の自宅は、蓼科にあった笠智衆 本人の別荘を使っています。

 脇も素晴らしい俳優陣で かためており、日本を代表した名女優さらに文学座のフィクサーとも言える 杉村春子が、笠智衆の別れた妻そして杉浦直樹の母親役として登場します。

 笠智衆と杉村春子。小津安二郎 監督作品の頃から共演してきた、全くタイプの異なる二人による最高水準の芝居が、このテレビドラマで展開するのです。

 また杉村春子が経営する飲み屋の従業員は、文学座の教え子だった樹木希林。この杉村春子と樹木希林のコンビも絶妙です。杉村春子の一気に畳み掛ける芝居へ、芸達者の樹木希林が挑みかかる様な名演技をするシーンも視られます。

 さらに杉浦直樹と妻役の倍賞美津子は、両人とも松竹出身。その後フリーとなり映画とテレビの世界で活躍した経歴が共通しており、心が離れてしまっても夫の最期の時には結び付きを深くする夫婦を好演しています。

 このドラマスペシャル「今朝の秋」は、完全な形でデジタル化し、MPEGファイルで保存しています。


(追記) 杉浦直樹さんは、2011年 9月21日に逝去。このドラマで演じられた様な盛夏が去った後の秋の日に旅立たれました。


ブログ開始は 2003年です。

ブログ内 検索

独自のサーチエンジンで
対象リストを即時表示します。

G U I D E

 長野県 松本市 に在住している、FM長野 リスナー「ラジオネーム:チャート★ドランカー」の個人ブログです。

 お読み頂き ありがとう ございます。ご愛読者の皆様には、心から感謝申し上げます。

 ここは、2009年10月02日 の週間選曲リストと『 今朝の秋 』に関する週間放送視聴日記のページです。

 このブログでは、次の2つのコンテンツを、毎週1リストにまとめて公開・保存しています。画像に依存しないテキストブログです。

 「週間選曲リスト」では、ラジオ・テレビ放送音楽に関する私の評論を、5曲ごとの選曲と順位で、象徴的に表現しています。

 「週間放送視聴日記」には、徒然なるままな身辺雑記を織り交ぜながら、オールラウンドなラジオ・テレビ番組のレビューやデータが掲載されています。

 広告等は一切表示しないポリシーで、ブログ開始時から運営しています。デザイン総てがオリジナルの自作です。

 週1回「定点観測」の積み重ねで、FM長野を始めとする信州のラジオ・テレビ放送の歴史を、この小さなブログで、ゆるやかに紡いでいく事が出来れば嬉しい限りです。