FM長野リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第470回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NBS フジ・ドラマ「ストロベリーナイト」劇中効果音楽 [林ゆうき]

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「平清盛」テーマ音楽 [吉松隆]

  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    Lady Antebellum“Just a Kiss”
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング テーマ

  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女」劇中効果音楽 [川井憲次]
    ♪独特の和音繰り返しによる劇伴は、ドラマになくてはならない存在となっている。

  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    浜崎あゆみ“how beautiful you are”
    NBS フジ・木曜劇場「最後から二番目の恋」主題歌


 このブログが始まる前の年に、亡き母と絵画展覧会を観にいった事がありました。裸の大将「山下清 画伯」の展覧会です。母は、芦屋雁之助がハマリ役だったドラマ「裸の大将放浪記」が大好きでした。裸の大将放浪記 には、ドラマのラストで あの裸の大将が山下清 画伯だと解り、登場人物が びっくりする ある意味「水戸黄門」的な要素(笑)があります。

 色紙を ちぎって繊細に描写した絵は保存が難しく、色褪せていた部分もありましたが、母は熱心に観ていました。山下清 画伯の絵の中で、最も凄いと思ったのは「トンネルのある風景」です。このブログでも書きましたが、私は 東日本大震災で被災した茨城県 北茨城市の出身で、歩いて行ける(笑)隣の福島県 いわき市にある、勿来(なこそ)海水浴場を描いています。

 山下清 画伯の放浪旅は、全国に及んでいます。ドラマで描写されている通り、線路沿いをリュック姿でトコトコ歩いていくのです。そして常磐線を徒歩で旅し、茨城県 北茨城市にも訪れたと、山下清 画伯の回想録「放浪日記」の中にも記載されています。終戦直後の昭和 24年の夏、山下清 画伯は 茨城県最北の駅「大津港駅」の待合室に一晩泊まったそうです。

 まったくドラマと同じ展開です(笑)。翌朝 山下清 画伯は、大津港駅を出て常磐線の線路を下り方向へ歩き出しました。茨城県 と 福島県の県境には、いくつかの小さなトンネルがあります。最後のトンネルを通り過ぎた その瞬間です。暗闇から 突然抜ける様な青い海と海水浴客の賑わいが出現したのです。そこが勿来(なこそ)海水浴場でした。

 山下清 画伯は、腰が抜ける様に線路脇へ座り込み、その海水浴場の光景を ずっと観ていたそうです。千葉県 市川市にある知的障害児施設・八幡学園に戻った後、その天才的記憶力から描き上げた絵が「トンネルのある風景」です。この絵が描かれたのは、私が生まれる ずっと前の話です。私の小学生の頃は、既に海の家が並び整備された海水浴場でした。

 ところが この「トンネルのある風景」を初見した時に心底から驚いたのは、この絵画に描かれた風景が、私の記憶にあるのです。となると赤ん坊より前の記憶(笑)になってしまいます。蘇るはずもない潜在心理の原風景が、一枚の絵画へ丹念に描かれていました。山下清 画伯が描いた絵画の再現力の凄さは、時空を超えた世界に存在しているのです。

 展覧会にいった際に、この「トンネルのある風景」が忠実に再現された公式絵葉書を購入しました。その絵葉書をミニ額縁に入れ飾っています。僅か 20センチ程度の空間ですが、福島第1原発から約 60キロ、東日本大震災で大津波の来襲を受けた福島県 いわき市 勿来海水浴場が、穏やかで活気に満ちた頃の風景のまま、山下清 画伯の手で我が家に そのまま残っています。


 このブログのカウンター(ページビュー)が、2月28日に 19万 を突破しました。ご愛読 頂き ありがとう ございます。


ブログ開始は 2003年です。

ブログ内 検索

独自のサーチエンジンで
対象リストを即時表示します。

Pageguide

 長野県 松本市 に在住している、FM長野 リスナー「ラジオネーム:チャート★ドランカー」の個人ブログです。お読み頂き ありがとう ございます。ここは、2012年03月02日 の週間選曲リスト と『 山下清 トンネルのある風景 』に関する週間放送視聴日記のページです。

 「週間選曲リスト」では、ラジオ・テレビ放送音楽に関する私の評論を、5曲ごとの選曲と順位で、象徴的に表現しています。「週間放送視聴日記」には、徒然なるままな身辺雑記を織り交ぜながら、オールラウンドなラジオ・テレビ番組のレビューやデータが掲載されています。

 広告等は一切表示しないポリシーで、ブログ開始時から運営しているテキストブログです。デザイン総てが、オリジナルの自作で構成されています。週 1回「定点観測」の積み重ねによって、信州のラジオ・テレビ放送の歴史を、この小さなブログで、ゆるやかに紡いでいく事が出来れば嬉しい限りです。