FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第772回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    Maika Loubté “THE CHOYA 2017”
    CHOYA 成熟篇 テレビCM音楽
    ♪ 作編曲は 井筒昭雄。
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「西郷どん」テーマ音楽 [富貴晴美]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NBS 東海テレビ・オトナの土ドラ「オーファン・ブラック ~ 七つの遺伝子」劇中効果音楽 [fox capture plan]
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「This is Us 36歳、これから」クレジット音楽 [Siddhartha Khosia]
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    The Lumineers “Scotland”
    NHK BSプレミアム・海外ドラマ「クイーン・メアリー ~ 愛と欲望の迷宮」テーマ曲

 俳優・鈴木亮平の存在を知ったのは、MBS毎日放送系の深夜ドラマ「彼岸島」(2013年)でした。原作がコミックで、相当ぶっ飛んだカルトな筋書きが全編を覆っていましたが、弟役の白石隼也と共に強烈な印象を残しました。その後 2016年の朝ドラ「花子とアン」では、穏やかなヒロインの夫役を演じ、彼岸島と 180度違う芝居の振幅の両端を示しています。

 来年の大河がとても心配(笑)な中で、今年 2018年の大河ドラマは「西郷どん」(せごどん)です。明治維新 屈指の英傑。そして我が国最後の内戦を巻き起こしても、あっと言う間に 逆徒から 英傑にカンバックした(笑)比類なき国史上の大人物・西郷隆盛 公の生涯を描きます。そして 日本中の俳優の中で、いま南洲翁に最も適役なのは、鈴木亮平だと思っています。

 大河ドラマで西郷隆盛と言えば、やはり 1990年の「翔ぶが如く」。隆盛を演じた主役の西田敏行は、今回ナレーター。大久保利通を演じた鹿賀丈史は、今回権謀に長けた 27代当主・島津斉興を演じています。そして西郷隆盛に維新に通じる道を開いた、英明果敢な 28代当主・島津斉彬に 渡辺謙を配役。西田敏行-加山雄三の関係は、鈴木亮平-渡辺謙となります。

 西郷どんは、3回まで終わりましたが、映像質感が 2010年の龍馬伝と類似しており、藩内の貧困 と 藩士間の階級差を、殊更強調してあるのも、龍馬伝と似ていて 少し気になりました。第1回放送のリアルタイム視聴率(関東地区)は 15・9%、タイムシフトを加味した総合視聴率は 21・2%です。斉彬の渡辺謙には申し分がなく、脇を支える配役も重厚です。

 音楽は富貴晴美が担当。テーマ音楽に関して、器楽和音の連結がオーソドックス過ぎると言うか、少し引っ掛かりを覚えました。但し、これは 私の和声感から来るもので、音楽的な疑問点は無く、かつ前作の劇伴の様に 次から次へと類似例に気付いてしまうという事も無く(笑)オリジナリティは感じさせてくれました。毎週聴き込んでいくと、味が出ると思います。

 過去の大河からも、原作や脚本が女性となると、歴史感が欠落し人物のキャラだけに立脚した 描写上の懸念が多分にありましたが、原作者の林真理子は、執筆に当たって歴史資料を精査したとの事で、今のところ史実からの違和感はありません。冒頭に書いた通り、今年よりも来年の大河が心配になってきますが、まずは 今年の大河「西郷どん」 の今後の展開に期待しています。

 2018年 NHK大河ドラマ「西郷どん」21日 放送・第3回「子供は国の宝」
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◯ 鈴木亮平 ➝ 瑛太 ➝ 黒木華 ➝ 桜庭ななみ ➝ 北村有起哉 ➝ 高橋光臣 ➝ 渡辺豪太 ➝ 堀井新太 ➝ 塚地武雅 ➝ 水野久美 ➝ △ 大村崑 / △ 沢村一樹 ➝ 戸田菜穂 ➝ 岡本富士太 ➝ 青木崇高 ➝ 小柳ルミ子 ➝ △ 藤木直人 / ◯ 鹿賀丈史 ➝ △ 竜雷太 ➝ △ 佐々木すみ江 ➝ △ 平田満 ➝ △ 風間杜夫 ➝ △ 松坂慶子 ➝ ◎ 渡辺謙 】

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に 1人だけ配役が紹介される)俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


ブログ開始は 2003年です。

Search

Mail-form


 ご愛読者(拍手)ボタンがあります。