FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第910回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    いきものがかり「きらきらにひかる」
    abn テレ朝・木曜ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」主題歌
    ♪ TVerでの無料配信が続いています。
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    Aimer「悲しみの向こう側」
    三和酒類iichiko テレビCMソング
  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「麒麟がくる」テーマ音楽 [ジョン・グラム]
  4. 第 4 位 ( △ )
    浦上想起「未熟な夜想」
    BSテレ東・真夜中ドラマ「名建築で昼食を」エンディング テーマ曲
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    DREAMS COME TRUE “YES AND NO”
    NBS フジ・木曜劇場「アンサング・シンデレラ ~ 病院薬剤師の処方箋」主題歌
    ♪ 1位 3週、登場13週。

 うるう年には、夏季五輪 と 米国大統領選挙があると言われてきました。しかし今年は、うるう年でも東京夏季五輪がありません。そして 米国大統領選挙のほうも、相当きな臭い状況となっています。現職のトランプ大統領は「新型肺炎」(COVID-19)の影響を受け自分が不利になった情勢を、選挙結果に係わらす逆転しようと、着々と布石を打ち始めています。

 米国大統領選挙は、11月 3日の一般投票で当落が決まると誰もが思っていますが、正確には そうでありません。一般投票は、党派の色分けがされた選挙人と言う名の代議員が選ばれるだけで、当選者は 確定していないのです。翌年 1月 6日に連邦議会本会議場で開かれる選挙人投票の開票(Electoral College)結果で、最終的に大統領の当選が確定します。

 このブログでは、大統領選を各州の人口で割り当てられたポイントを、原則総取り方式で争い、全米集計で過半数を得た候補者が当選となると説明してきました。このポイントこそ、実は選挙人数なのです。12月14日に、最も厳しくチェックを受け、宣誓付で行われる選挙人投票(Electoral Vote)では、絶対に寝返り者(笑)が現れないという前提に立った説明です。

 仮にトランプ大統領が、一般投票で負けた場合どうなるでしょうか? 接戦による惜敗の場合、高い確率で一般投票の無効を叫び始めます。コロナ禍でやむを得ず実施される郵便投票自体の有効性を問えば、当落に関係するほどの一般投票の無効を争えます。その最終判断をするのは、連邦最高裁判事 9名の評決なのです。トランプ大統領は、早くもここに手を打ち始めています。

 そうなると、再選挙は 必至となり、トランプ大統領は、当選せず大統領職を維持する可能性が高くなります。まさにトランプ大統領の思う壺となりますが、そんなに甘くありません(笑)。最も恐ろしいのは、米国政治システムの大混乱です。トランプ大統領の腹の内を見透かされると、12月の選挙人投票(Electoral Vote)までに凄まじい政治闘争が勃発します。

 揉めている州や良心の呵責に堪えぬ選挙人が、トランプ大統領の暴挙を諫め寝返りを謀るなど、大混乱が起きる可能性すらあります。そして最悪の事態の予兆は、既に現れているのです。一部の米軍退役将校は、トランプ大統領が選挙結果を受け入れず退任を拒めば、軍が介入して辞めさせるべきだと主張し始めました。どう考えても これは、内乱やクーデターに類します。

 この最悪のシナリオを水泡に帰すためには、一般投票でのトランプ 大統領の圧勝 か 惨敗しか選択肢がありません。2日には、トランプ 大統領夫妻のコロナウイルス感染が判明し、重大な局面に達しています。COVID-19は、ワクチン開発だけで解決する問題ではなく、米大統領選を始め世界の内外に、長期間影響を及ほし続ける深刻な危機まで蔓延してきました。


(追記) 週間放送視聴日記(2020年11月 6日)に、2020年 アメリカ大統領選挙 開票速報 を掲載しました。

(追記) ここで書いた「米国大統領選挙 最悪のシナリオ」でも想定し得なかった事態が起きました。2020年 1月 7日に、トランプ 候補支持派が暴徒化し蜂起の状態となって、選挙人投票の開票(Electoral College)が行われた連邦議会議事堂を一時占拠。4人の犠牲者が出る、米国史上最悪の Electoral College となってしまいました。


ブログ開始は 2003年です。

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