FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第914回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    Aimer「悲しみの向こう側」
    三和酒類iichiko テレビCMソング
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    米津玄師「迷える羊」
    大塚製薬 テレビCMソング
  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・土曜時代ドラマ「子連れ信兵衛」劇中効果音楽 [栗山和樹]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    藤川千愛「ありのままで」
    abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女 20」主題歌
    ♪ ヴォーカル音階の変化に演歌的なものを感じさせますが佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「麒麟がくる」テーマ音楽 [ジョン・グラム]
    ♪ 1位 5週、登場31週。

 「新型肺炎」(COVID-19)は、フランス・イギリスなどのヨーロッパ圏で、第2波の爆発流行が始まっています。フランスでは、1日の新規感染者数が 4万人に達し、遂に指数関数的な上昇カーブを描いており、事態が一気に深刻です。ところが春の第1波と異なるのは、ロックダウンに対して、対象の経済活動が衰退すると、住民から沸き起こった反対意見の存在です。

 日本は もとより世界各国で、観光・ショービズ業界を筆頭に、COVID-19による産業の衰退過程が始まっており、経営続行自体が 殆ど玉砕戦の様相を呈している業態さえあります。そこへまたロックダウンの対象になれば、医療崩壊の懸念よりも、自らの職業の崩壊を心配するのは 当然です。あらゆる便法を駆使して、ロックダウンの対象から外れようと考えるはずです。

 日本でも便法を駆使しょうとする傾向が見られます。プロ野球・千葉ロッテマリーンズ 選手・コーチの集団感染は、明らかにクラスターの段階まで達しているのに、最終判断する保健所が それを認めませんでした。劇団四季の公演内で発生した出演者・スタッフの集団感染も、演劇のレベル維持を度外視して、出演者を総入れ替えする事で、公演日程消化を強行しています。

 ロッテの場合は、クラスターの判定をされると、2週間の活動停止を受けてしまい、比較的好調な成績からも、それを絶対避けたいという意図が見え見えでした。劇団四季の場合は、例え演劇のレベルを下げても公演を続けないと、収益に危機的状況が生じる恐れがあるからです。二者共に、2軍選手や非レギュラーの劇団員が潤沢にあるからこそ、便法を強行できた訳です。

 しかし、この様な事をなし崩しに黙認すれば、長期に及ぶ COVID-19対策が、根底から揺らぐ事に繋がりかねません。まず理解しなければならないのは、全世界にパンデミックを引き起こしたウイルスが、数年程度で根絶出来ない点です。やはり既存のインフルエンザの様に、ワクチンが開発されても、病原の型を変化させて、波状的に流行を繰り返す可能性があります。

 私は、今までの人生において、数度インフルエンザに罹患しています。COVID-19も、抗体の半減期が早く到来し、一度罹患して抗体保有していた人が、また別の型の COVID-19に感染する可能性は ゼロと言えません。そして間違いなく言えるのは、この COVID-19が、インフルエンザ ウイルスより悪質で、重篤化の可能性が高い点なのです。

 日本の感染者数、犠牲者数が、他国と比較して少ないのは、今までの生活様式 と 衛生観念が「新型肺炎」(COVID-19)対策と、幸運にも合致していたに他なりません。その対策を なし崩しに緩めると、欧州の様な流行の大波が着岸します。我が家でも ひと冬分の消毒液を確保しました。気を緩めず戦争の様なウィズコロナの時代を、生き抜いていくしかありません。


ブログ開始は 2003年です。

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