FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第164回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    大黒魔季「胡蝶の夢」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「新・風のロンド」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「功名が辻」テーマ音楽 [小六禮次郎]
  3. 第 3 位 ( △ )
    倖田來未 “Someday”
    ABN テレ朝・木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    石川一宏 “Save Our Souls”
    ABN テレ朝・情報バラエティ番組「奇跡の扉 TVのチカラ」テーマ音楽
  5. 第 5 位 ( ★ )
    絢香 “I BELIEVE”
    SBC TBS・日曜劇場「輪舞曲 ~ ロンド」主題歌
    ♪ 平坦な旋律ですが音程の正確な歌唱が解る佳曲。

 小泉 首相が、NHK(日本放送協会)改革について発言することが多くなりました。所轄の竹中 総務大臣にも具体的な指示を与えています。放送行政の根幹である公共放送・NHK と 民間放送の「二元体制」は、これからも堅持していく方針だそうです。しかし維持は 根幹だけの様です。小泉 首相は、遂にNHKが有する放送チャンネル数削減の考えも示しました。

 現在 NHKは、地上波テレビ 2波(総合・教育) 衛星テレビ 3波(BS1・BS2・BShi) ラジオ 3波(R1・R2・FM)の国内放送チャンネルを有しています。加えて国際短波放送の「NHKワールド・ラジオ日本」や国際衛星放送「NHKワールドTV」などもあり、移行期間に入ったアナログ・デジタルでチャンネルを分けると、さらに細分化します。

 小泉 首相は「日本が どういう国なのか発信することは重要」と国際放送強化の必要性を指摘しています。すると削減対象は、やはり国内チャンネルになります。いったい どのチャンネルが削減されるのでしょうか? まず確実なのは 衛星テレビ1波です。BS1・2がデジタルハイビジョン化されれば、現在のBShiが重複しますので、間違いなく削減対象だと思います。

 問題は ラジオです。もし ラジオが削減対象となっても、基幹であるラジオ第1放送は 当然残るでしょう。となるとラジオ第2放送か FM放送か? この点に関して気になる発表がNHKから ありました。4月からの番組改編により、あのラジオ第1放送の定番とも言える「昼のいこい」と「昼の散歩道」を、FMでも同時放送する事になったのです。正午のニュースから同時です。

 長年続いたNHK-FM「ひるの歌謡曲」は、放送終了となりました。また先月放送された深夜のトリノ冬季五輪ラジオ中継も、ラジオ第1放送だけとなり、FM放送では いつもの「ラジオ深夜便」を放送。FM と ラジオ第1が 逆転した送出を始めました。この従来になかった番組編成の事象は、ラジオ放送の相当先を見据えた、重大な意味合いを含んでいると考えています。

 英国の公共放送BBCは、中波・FMでの全時間同時放送が原則になっており、AMがスポーツ特番の際は、FMでレギュラー番組を放送する多元編成も随時実施しています。同じ公共放送であるNHKは、昔から先行指標として英国のBBCを意識してきました。BBCがラジオで行ってきた、中波・FMでの全時間同時放送は、NHKもモデルと考えているはずです。

 別個の放送チャンネルで、同じ番組を同時送出していく事は、最終的にチャンネルの統一へ繋がります。どうも中波・FMでの同時放送は、その道筋にある様です。前段階である中波・FMで同じ番組を流すシェアを増やしていく工程は、既に始まっています。小泉 首相のNHK放送チャンネル削減発言もあり、今後のNHK-FMの番組編成は 要注意です。


(追記) 週間放送視聴日記(2020 8月 4日)に、NHKラジオ第2放送が削減確実 を掲載しました。


ブログ開始は 2003年です。

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