FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第210回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
    ♪ 主旋律の度を上げているのがポイントとなっています。
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    abn テレ朝・ドラマ「相棒」劇中効果音楽 [池頼広]
  3. 第 3 位 ( △ )
    SBC TBS・日曜劇場「華麗なる一族」メインテーマ 及び 劇中効果音楽 [服部隆之]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    倉木麻衣 “Season of love”
    abn テレ朝・木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    中島美嘉「見えない星」
    TSB 日テレ・水曜ドラマ「ハケンの品格」主題歌

 NHK総合が、大河ドラマ「風林火山」のタイトルバックを放送していた先月21日 午後8時03分「宮崎県知事に そのまんま東氏当選確実」と速報が流れました。まさに最近類例のない驚愕の当確速報でした。ただ驚愕と言っても 定員 1の県知事選において、そのまんま東 氏は 得票率 44%ですから、出口調査が正常なら やはり開票率 0%で「当確」が打たれる訳です。

 昨年末から発覚した官製談合事件で、県知事・県出納長・県土木部長らが相次ぎ逮捕。県議会 全会一致で知事不信任決議は可決され、直後の辞職に伴う今回の出直し宮崎県知事選でした。それでも 26万6807人にのぼる宮崎県民が、投票用紙に「そのまんま東」と記載して投票箱へ入れた事実は、まさに驚きです。かつての横山ノック 大阪府知事の例を超越しています(笑)。

 引責辞任による選挙のため当選後 即日知事となった、そのまんま東 改め 東国原英夫 宮崎県知事へは、県下で鳥インフルエンザ連続発生という難問が突きつけられています。インフルエンザウイルスは、変異を起こしやすく、毎年 連続変異や小変異したインフルエンザが 人体で流行します。鳥インフルエンザが、人体流行の新型インフルエンザへ変異すれば、事は重大です。

 先日 厚生労働省は、その新型インフルエンザ対策の指針案を公表。特に発生後のワクチン配分や、抗ウイルス薬「タミフル」の配分に関する内容は、衝撃的でした。どのくらいの人が、指針案の重大性に気づいたでしょうか? 不足するワクチンに関して、国が当初接種対象とするのは、医療従事者と ライフライン・警察などの社会機能維持者に まず「限定」しているのです。

 そしてワクチン増産体制時でも、病人等への積極的な接種により全体の犠牲者を少なくするか、日本の将来のため子供を中心に接種するのか、予め「優先順位」を定めるとの内容は、見方によれば「有事法制」を遥かに超える国家非常事態時のマニュアルに値しています。提示された指針案の内容は 一(いち)省庁の指針ではなく、どうみても法律に定めるレベルです。

 このマニュアルには、選民の考え方さえ見え隠れしています。そこに 熟考した気配があまり感じられません。大流行の後に、顕著な人口減少傾向が出てしまった時、国は どの様な方針を取るのでしょうか? 当初接種対象を、社会機能維持者に限定してしまえば、人口動態にも影響を及ぼす可能性があります。人口動態の年齢層に対して、平等に接種対象とするのが重要なはずです。

 米国には、核戦争時の非常体制を定めた「最後の審判の日計画」があると、以前 新聞報道で読んだ記憶があります。その内容は、米国の現行法制に反する部分も含んでいました。新型インフルエンザ大流行に備えた、この厚生労働省の指針案の一部は、もしかすると戦後日本において、政府が初めて作成し さりげなく提示した「最後の審判の日計画」なのかも知れません。


(追記) 週間放送視聴日記(2020年 2月 7日)に、新型肺炎(COVID-19) を掲載しました。


ブログ開始は 2003年です。

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