FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第233回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    高杉さと美「旅人」
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Swing Out Sister “Secret Love”
    花王化粧品 テレビCMソング
  4. 第 4 位 ( ☆ )
    abn テレ朝・木曜ドラマ「菊次郎 と さき」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [坂田晃一]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    FLOW “Answer”
    TSB 日テレ・ドラマ「探偵学園Q」オープニング テーマ曲
    ♪ 隙のないドライブ感と キレのいいタイトルバック。

 全国のラジオ・テレビ局は、放送法 第3条の4の規定に基づき「放送番組審議会」の設置が義務付けられています。放送番組審議会は、放送事業者の諮問に応じ、放送番組の適性を図る為に必要な事項を審議します。また放送事業者に対して、法的に拘束力のある「答申」や「意見」を出す事もできます。但し この伝家の宝刀を抜いたという話は、聞いた事がありません(笑)。

 通常の放送番組審議会では、局からの事業報告 と 番組試聴による合評が行われています。FM長野 公式サイトの会社概要に掲載されている「第186回 放送番組審議会報告」には、局側の発言として「来年度(2007年度)の聴取率調査は 共同調査も考えている」と記してありました。「共同調査」とは、SBC信越放送と 同一の調査を実施すると言う意味です。

 ラジオの聴取率調査は、謎に包まれていますが、その調査期間は 公知の事実です(笑)。スペシャルウィークと称するキャンペーンで解ります。在京ラジオ局では、2ヵ月おきに この「スペシャルウィーク」がやってきます。普段ラジオ聴取の習慣がない人々を意識し、プレゼント攻勢で妙な疎外感を植え付けてしまうのが、この「スペシャルウィーク」なのです。

 9割以上のサンプルが「ラジオを聴かない」と回答し、僅か 1割未満で結果は 決まるため、年齢層・職業別 色々な切り口により、様々な微差の勝者を作り得るのが聴取率調査の実態です。今週 FM長野も SBCラジオも、プレゼント攻勢のスペシャルウィークに入っており、9日から 15日まで ビデオリサーチ社による長野県で初の「聴取率共同調査」だと推定されます。

 私は、非公開の「ラジオ聴取率調査」の結果表を、全ページコピーで放送資料として所有しています。SBC発注の 2001年 6月調査のものです。入手ルートは 守秘。また聴取率の数字も著作権があり公開出来ませんが、その内容は やはり実に微細な世界でした。深夜帯に 1サンプルの聴取が記録され、コンマいくつの数字が付いているケースが散見できます。

 コンマいくつの微々たる聴取率に至っては、完全に誤差の範囲で、統計学的な有意性は疑問です。自動車までプレゼントするSBCラジオに対し、FM長野も物まねハンター(笑)で盛り上げるかと思いきや、意外に正攻法なのには ステーションの良心を多少感じました。聴取率調査に踊らされないステーションとしての指針は、リスナーとして まず必要だと感じています。


(追記) Radikoとラジオ聴取率の統計学的関連性について、週間放送視聴日記(2011年 2月25日)「第19回 国勢調査結果速報」で考察しています。


ブログ開始は 2003年です。

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