FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第253回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    ERIKA “Destination Nowhere”
    abn テレ朝・金曜ナイトドラマ「モップガール」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    Sara Bareilles “LOVE SONG”
  3. 第 3 位 ( ★ )
    abn テレ朝・テレビ朝日開局50周年記念ドラマ「松本清張 点と線」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [坂田晃一]
    ♪ オールスターキャストにシンフォナイズされた重厚な劇伴佳曲。
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    樋口了一「1/6の夢旅人2002」
    abn HTB・バラエティ番組「水曜どうでしょう Classic」エンディング テーマ
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・金曜ナイトドラマ「モップガール」劇中効果音楽 [吉川慶]

 24・25両日、abn長野朝日放送(テレ朝)でオンエアーされたドラマスペシャル「松本清張 点と線」は、民放ドラマの域を超えた素晴らしい出来でした。主役は、ビートたけし こと北野武 監督。脇から端役に至るまで殆ど著名俳優が押さえている豪華なキャスティング。関東地区の視聴率も 第1部 23・8%、第2部 23・7%と、高い数字をマークしました。

 圧巻だったのは第2部でした。容疑者の安田亮子(夏川結衣)を臨床尋問した北野武 監督 演ずる鳥飼重太郎 刑事の長台詞のシーンです。淡々と自説の推理を、あぐら姿で単刀直入に話す鳥飼 刑事。その隣で正座のまま身住いを正し、安田亮子を凝視していた三原紀一 刑事 役の高橋克典が、とても印象的でした。北野武 監督の俳優としての底力を視た思いでした。

 北野 監督に認められたいと思っていたのか? 定かではありませんが(笑)トップクラスの俳優達は、多少ハイテンションな演技だった様です。その中で警視庁捜査二課 笠井係長 役の橋爪功は、全く動じず飄々と演じていたのが大変印象的でした。名優の品格さえ感じると同時に、北野武 監督の制作姿勢へ容易に吸収されない、自己確立した芝居のスタンスを視た思いがしました。

 開局記念ドラマは、テレビ局が最も力を入れて制作します。開局記念ドラマによって、テレビ局のドラマ制作能力が解りますが、視聴後の印象として民放ドラマの中では、2002 ~ 3年に放送されたフジテレビ開局 45周年記念ドラマ・木曜劇場「白い巨搭」以来の名作ドラマだと感じました。クレ順の分析は、大変難しいものがありましたが、次の通りに格付けしました。

 テレビ朝日 開局50周年記念ドラマ「松本清張 点と線」11月24日放送 第1夜
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◎ ビートたけし / ◯ 高橋克典 / △ 内山理名 / △ 小林稔侍 / △ 原沙知絵 / ◯ 樹木希林 / 大浦龍宇一 ➝ 金児憲史 ➝ 大鶴義丹 ➝ 星野真里 / ◯ 橋爪功 / 平泉成 ➝ 本田博太郎 ➝ 名高達男 ➝ 坂口良子 ➝ 金田明夫 ➝ 高橋由美子 ➝ 山谷初男 ➝ 梨本謙次郎 ➝ 小野武彦 / △ かたせ梨乃 / △ 竹中直人 / ◯ 江守徹(特別出演)/ ◯ 池内淳子(特別出演)/ ◯ 宇津井健(特別出演)/ ◎ 市原悦子(特別出演)/ ◯ 夏川結衣 / ◎ 柳葉敏郎 / ◯ 石坂浩二(ナレーション) 】

 今回は 1画面に 2人まで配役が紹介された俳優のみ格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味合いがあり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「主役」「特別出演のトメ」「トメ」3名の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


ブログ開始は 2003年です。

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