FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第312回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NBS KTV・ドラマ「トライアングル」劇中効果音楽 [澤野弘之・林ゆうき]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「天 地 人」テーマ音楽 [大島ミチル]
  3. 第 3 位 ( △ )
    しまざき由理「AGAIN ~ アゲイン」
    CS ファミリー劇場・ドラマ「Gメン’75」主題歌
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    DREAMS COME TRUE「連れてって 連れてって」
    ダンロップ テレビCMソング
    ♪ 1位 4週、登場 7週。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    城南海 ~ きずきみなみ「ピアノ」
    abn テレ朝・木曜ミステリー「おみやさん」主題歌

 昨年 7月からNHKの地上波アナログテレビ放送の画面右上に さりげなく(笑)「アナログ」と書かれたウォーターマーク(透かし表示)が入る様になりました。今年になると、県内民放を含め全ての地上波アナログ放送に「アナログ」とウォーターマークが入っています。この啓発目的のウォーターマークこそ、録画保存する画面において、邪魔以外 何者でもありません(笑)。

 2011年 7月24日のアナログ地上波テレビ完全停波に向けて、秒読み段階となりつつあります。しかし、先行する米国では、来月12日に予定されていた、地上波アナログテレビ放送終了が 6月12日まで延期されました。この金融不況に、デジタルテレビへの買い替えが進まないのが原因だそうです。不況は 全世界規模であり、わが国でも 延期は あり得る事態です。

 日本のデジタルテレビ化は、全国民 全世帯を対象とするのですから、コインランドリーのテレビも(笑)工事現場の控室のテレビも(笑)一人暮らしの高齢者世帯も、全てデジタル化しなければなりません。考えてみれば類例なき国家的大事業です。ただ確かにアナログからデジタルに変わると画質が良くなりますが、正直「劇的変化」とは、やはり言い難いものがあります。

 音だけのラジオから 絵も見えるテレビジョンへ、さらに白黒の画面から 総天然色のカラー放送へ、この様な「劇的変化」は、大衆にも解りやすく、特に期限を定めていませんので、国民全体がついてきました。今回は、2011年 7月24日と期限が定められており、また送られてくるテレビ番組総てが、画質を鮮明にするほどの価値があるのかも疑問なのです(笑)。

 テレビのデジタル化の次は、ラジオ との声も高くなってきました。でもラジオの将来像が まだ不透明です。多チャンネルによる分野別に特化した専門放送も想定され、音楽放送ならばニュース・気象情報以外は、DJなしで音楽を流し続け、リスナーからのリクエストに即応するチャンネルが誕生する可能性すらあります。まるで既に普及している「有線音楽放送」の様です。

 その予測とは真逆な方向性で(笑)首都圏のラジオ聴取率において圧倒的首位の深夜に加え、日中も基幹放送波であるNHKラジオ第1放送の人気が、ゆっくりと高まってきています。国から免許を受けた地上波のテレビ・ラジオ局ならば、デジタル化促進の太鼓を叩く前に、デジタル放送に見合った品質のソフト開発を、まず足元から固めるべきではないのでしょうか?


(追記) 6月12日に、全米の地上テレビ放送が完全デジタル化へ移行しました。


ブログ開始は 2003年です。

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