FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第316回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NBS KTV・ドラマ「トライアングル」劇中効果音楽 [澤野弘之・林ゆうき]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「天 地 人」テーマ音楽 [大島ミチル]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    COLDPLAY “LIFE IN Technicolor 2”
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    しまざき由理「AGAIN ~ アゲイン」
    CS ファミリー劇場・ドラマ「Gメン’75」主題歌
  5. 第 5 位 ( ★ )
    JUJU「やさしさで溢れるように」
    日産自動車 テレビCMソング
    ♪ 単調な旋律ですが、シンフォナイズされたアレンジ。

 昔のTBS昼ドラ枠は、午後 12時40分から「ポーラ テレビ小説」1時から「花王 愛の劇場」1時30分からMBS毎日放送 制作の「妻そして女シリーズ」1時45分からCBC中部日本放送 制作の「昼の連続ドラマ」と 4つも ありました。しかし「ポーラ テレビ小説」は 、1984年にポーラ化粧品がスポンサーを降り、1986年 3月にドラマ枠も終了しています。

 1992年 4月には、CBC と MBS制作の昼ドラ枠が「ドラマ30」として制作統合。そしてとうとう 2009年 3月に、TBSは 45年続いた昼ドラ枠を終了させる事になりました。原因としては、キー局を始め全国民放テレビ局の広告収益の急減が挙げられます。テレビ局の「経費削減」目的で、一定のウェイトを占めていた昼ドラの制作費を切るのだそうです。

 ブログにも書いていますが私は、なぜか昼ドラを視ながら昼食を取る巡り合わせで長年生活してきました。希有な「昼ドラ」男性有職視聴者(笑)を自称するほどです。既に高校時代から 単位制に近い自由な校風だったせいか、昼ご飯は 毎日校舎を抜け出し、近所の中華屋で食べていました(笑)。その中華屋では、店内のテレビで いつもTBSが流れていたのです。

 その時 視ていた、樋口可南子の主演デビュー作となるポーラ テレビ小説「こおろぎ橋」(1978年)は、何時までも心に残る水準の高い連続ドラマでした。劇伴音楽を 当時 新進の女性音楽家・丹羽応樹が担当し、主題歌も自ら歌っていました。大学を経て職に就いてから そして現在に至るまで、やはり何故か昼ドラが流れる環境での昼食が ずっと続いています。

 どちらかと言うと東海テレビ制作より、TBSの昼ドラ枠を視てきた感じです。愛の劇場「ぽっかぽか」「温泉へ行こう」シリーズは大変楽しめました。最近では 宮藤官九郎 脚本の「吾輩は主婦である」(2006年 放送)を、このブログでは 絶賛。主婦中心のターゲット層を超越した昼ドラ「砂時計」(2007年 放送)の主題歌は、週間選曲リストで 1位を記録しています。

 45年も続いたTBS系列の昼ドラが無くなってしまうのは、本当に残念でなりません。とりあえずフジ系列で 東海テレビ制作の昼ドラは、4月からも続行します。そしてテレビ東京が、昨年から始めた昼ドラ枠「Lドラ」を、急遽 午後 1時へ時間移動すると発表になりました。なんとTXNでは、テレ東のみ午後 1時から遅らせて放送する、妙な急遽さです(笑)。

 自宅でもCATVで、テレ東が視られる環境になった私としては、やはり昼食時の昼ドラ視聴習慣を、まだ続ける巡り合わせなのでしょうか?(笑)それにしても、TBSの編成方針は 浅墓だと思わざるを得ません。昼ドラは、放送文化の一端を長年培ってきました。例え経費縮減の建前が通っても、安易に破壊してしまった放送文化を元に戻すのは、並大抵の事でありません。


(追記) テレビ東京のLドラは 2010年春に終了しました。そして、東海テレビ制作の昼ドラも 2016年春に終了しました。全 214作品 52年間に渡る放送でした。


ブログ開始は 2003年です。

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