FM長野リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第339回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    SBC TBS・日曜劇場「官僚たちの夏」劇中効果音楽 [佐橋俊彦]

  2. 第 2 位 ( △ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女」劇中効果音楽 [川井憲次]

  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Linkin Park“New Divide”

  4. 第 4 位 ( ★ )
    Diane Birch“Fools”
    ♪ジャジーな旋律と和音を有する歌唱で際立つフィメール ヴォーカリストの佳曲。

  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    CS チャンネルNECO・ドラマ王国20「気になる嫁さん」テーマ音楽 [大野雄二]


 女優の大原麗子さんが、お亡くなりになりました。。大原麗子さん といえば「ザ・ベストテン」の後、木曜 夜 10時からTBSテレビで放送されていたテレビドラマ枠「木曜座」が忘れられません。その初期の作品「たとえば、愛」(1979年 1月 ~ 4月 本放送)は、深夜ラジオ番組 最期の 3ヵ月間の人間模様を描いた名作ドラマです。

 脚本の倉本聰は、かつてニッポン放送(JOLF)に社員として勤めた経験があり、全編当時のラジオの世界を情感込め、そしてリアルに描いています。深夜放送のDJ 主役・九条冬子 役は 大原麗子。初代ディレクターそして冬子の前夫でもあったフリー ライター工藤六助 役が 原田芳雄。冬子の現夫で広告代理店のラジオ担当営業課長・高井五郎に 津川雅彦が配役されています。

 そして現プロデューサー・石山信介は 荒木一郎。ディレクターの三国乙彦に 三田村邦彦。不倫騒動を起こす六助の実妹・工藤章子は 萩尾みどり。冬子の番組の初代プロデューサーで人気作家・南雲庄一 役を 下條正巳。六助へ心配りをする文芸誌の編集部員・吉野哲夫には 橋爪功。冬子を取り巻くラジオ局員・名倉として 矢崎滋が、強い存在感でレギュラー出演しています。

 ドラマは 匿名希望の葉書を、冬子が実名で読んでしまうミスから始まります。冬子の小さなミスは、投稿したリスナーが、ショックで命を絶とうとする事件まで発展。その事件 と 聴取率の低迷から、冬子の現夫である五郎が広告マンに徹し、番組の打ち切りをラジオ局へ提案します。この五郎の行動をきっかけとなって、冬子の番組の打ち切りが決定してしまいます。

 その秘密裡に行われた打ち切り決定の日に、まるで打ち切りを知ったかの様に、初代プロデューサーである南雲は、突然 人気私小説作家の座を捨てます。病で逝った老妻の後を追う、衝撃的な事件を起こすのです。新人文芸賞で落選した作家志望の六助は、南雲の行動に、作家として超えられない壁を知ります。そして結局 筆を折って、東京から去る決断をするのです。

 それぞれの人間模様は、故郷の新潟へ帰る夜行列車の中で 冬子の後番組の第1回 放送を聴く工藤六助と、専業主婦になり 自宅で ひとり家計簿をつけている九条冬子。この二人の同時進行な最終回ラストシーンに集約されていきます。主要な登場人物が、ラジオや文学という独特の世界で 自らの運命を受け入れ、一見矛盾に満ちた行動の中に 純粋かつ普遍な愛情を煌めかせます。

 音楽は 宇崎竜童が担当。大村雅朗の抜群のアレンジにより、主題歌・豊島たづみ「とまどいトワイライト」が流れるタイトルバックは 本当に美しい映像です。また 1979年 3月23日 第11回 放送では、ドラマの一部を「生放送」でオンエアー。当日 夜の最新ニュースを、 ミッドナイトクールのシーンに挿入するなど、極めて斬新なストーリー展開もありました。

 このドラマの第4回から最終回の録画を、私は所有しています。しかも 当時の 3倍速(笑)。この「最古」のアナログ録画テープのデジタル化が、最難関の作業になるのは間違いありません。ラジオ局を舞台にした この木曜座「たとえば、愛」は、極めて完成度が高い作品なのです。私にとっての大原麗子さんは、東洋ラジオ「ミッドナイト クール」のDJ九条冬子でした。

 「今晩は。九条冬子です。木曜の夜は 0時から 2時まで、冬子がお送りするミッドナイト クール。今夜の赤坂は、降るような星です・・」。


ブログ開始は 2003年です。

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 長野県 松本市 に在住している、FM長野 リスナー「ラジオネーム:チャート★ドランカー」の個人ブログです。お読み頂き ありがとう ございます。ここは、2009年08月07日 の週間選曲リスト と『 たとえば、愛 大原麗子さん 』に関する週間放送視聴日記のページです。

 「週間選曲リスト」では、ラジオ・テレビ放送音楽に関する私の評論を、5曲ごとの選曲と順位で、象徴的に表現しています。「週間放送視聴日記」には、徒然なるままな身辺雑記を織り交ぜながら、オールラウンドなラジオ・テレビ番組のレビューやデータが掲載されています。

 広告等は一切表示しないポリシーで、ブログ開始時から運営しているテキストブログです。デザイン総てが、オリジナルの自作で構成されています。週 1回「定点観測」の積み重ねによって、信州のラジオ・テレビ放送の歴史を、この小さなブログで、ゆるやかに紡いでいく事が出来れば嬉しい限りです。