FM長野リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第369回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「龍馬伝」テーマ音楽 [佐藤直紀]

  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ ミニコーナー「龍馬伝紀行」効果音楽 [いちむじん]

  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Mr.Children“HANABI”
    NBS フジ・ドラマ「コード・ブルー ~ ドクターヘリ 緊急救命 2nd season」主題歌

  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「龍馬伝」劇中効果音楽 [佐藤直紀]

  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    aiko「あの子の夢」
    NHK総合・連続テレビ小説「ウェルかめ」主題歌
    ♪あのタイトルバックは カメ好きにとって魅力的だった。


 オリンピック放送等の週間放送視聴日記で前後しますが お許しください。 先月 17日に 藤田まこと さんが お亡くなりになりました。。藤田まこと さん ほど、テレビドラマの世界で、当たり役に恵まれた看板俳優はいません。まずテレビ草創期の 1962年に放送開始した「てなもんや三度笠」渡世人・あんかけの時次郎 で、初の主役を獲得します。

 てなもんや三度笠 は、小坊主・珍念を演じた芸達者の白木みのる とのコンビで、大変な評判を博します。超人気番組に成長した てなもんや三度笠 は、関東 42・9%、関西 64・8%という驚異的な最高視聴率を記録。関西だけでなく、関東のお笑い芸人や人気歌手が毎週ゲストで出演し、藤田まこと さんは まずコメディアンとして開花します。

 2度目の当たり役は、同じくABC朝日放送の「必殺シリーズ」中村主水。今までの勧善懲悪な時代劇を超越した暗殺者集団の物語です。特にシリーズ第10作「新・必殺仕置人」(1977年 本放送)の凄惨な猟奇性まで漂うダークさは、テレビドラマ全体でも類例がないほどです。息を呑む様な仕置シーンは、剣劇俳優でもある藤田まこと さんの独壇場と言うべきものでした。

 そこに藤田まこと さんは、菅井きん・白木万理という絶妙な義母・嫁コンビに恵まれ、上手くコメディ要素を織り交ぜます。金曜夜 10時からの必殺シリーズは、高まる人気からテレビ朝日系の番組編成では 聖域となり、1985年の「ニュース ステーション」開始当初、金曜日だけ夜 11時から繰り下げて放送していた時期も あったほどでした。

 そして 1988年の放送開始のドラマ「はぐれ刑事純情派」は、独自開発した人情刑事ドラマの決定版というべきものでした。主軸は サスペンスドラマなのですが、ラストは 人情溢れる結末で、後味の良さを視聴者に残します。必殺シリーズとは 全く対極ですが その配役設定は、菅井・白木コンビを そのまま小川範子・松岡由美の娘ふたりに置き換える事もできます。

 第2シリーズ以降は、小川・松岡コンビの他、眞野あずさ・島田順司・梅宮辰夫・岡本麗・ぼんちおさむ、そして地道な俳優である大場順・若林哲行まで、主要なレギュラー出演者を極力変えませんでした。その不動のレギュラー陣がクレジットされるタイトルバックで流れたテーマ音楽は 素晴らしく、この週間選曲リストにおいても 1位を記録しています。

 さらにフジテレビ「剣客商売」シリーズ(1998年放送開始)は、以前このブログでも書いた通り、残念ながら途中でレギュラー配役が一部変わりましたが、藤田 さんは 空中戦も出来る(笑)無外流の剣客・秋山小兵衛 役を貫いています。最近 新作も放送され、週間選曲リストでも逝去の直前にテーマ音楽がリストインしています。

 私の亡き父は「必殺シリーズ」を、ビデオに録って欠かさず視ていました。ほとんどサスペンス物を視ない亡き母も「はぐれ刑事純情派」だけは 特別だと視続けていました。映画俳優という言葉がありますがレギュラー出演者の和を保ち、毎週放送の人気ドラマシリーズを長年維持出来た 藤田まこと さんには「テレビ俳優」という表現が 適切かも知れません。

 「てなもんや三度笠」309回。中村主水が配役された「必殺シリーズ」531回。「はぐれ刑事純情派」444回。そして「剣客商売」が60回と、計 1344回にも及ぶテレビシリーズで当たり役をこなした俳優は、藤田まこと さんの他に存在しません。国民俳優・藤田まこと さんは、まさしく日本最高のテレビ俳優だったのです。


ブログ開始は 2003年です。

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