FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第520回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・時代劇「塚原ト伝」テーマ音楽 [川井憲次]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    Sissel “Weightless”
    NHK BSプレミアム・ドキュメンタリー番組「追跡者 ザ・プロファイラー」テーマ曲
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    SBC TBS・ドラマシアター「ハンチョウ6 ~ 警視庁安積班」オープニング テーマ音楽 [遠藤浩二]
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女」劇中効果音楽 [川井憲次]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    普天間かおり「遥かな愛・・・」
    NHK総合・ドラマアンコール「蝉しぐれ」主題歌
    ♪ 演歌の抑揚ですが、実にエスニックな旋律と溶け込んでいる佳曲。

 先週の金曜日の夕方、仕事も終えて このブログの更新準備をしていた時、総合テレビに NHKニュース速報が流れました。「ロシア中部で隕石落下か 約100人けが ロシア内務省」。一瞬目を疑う内容でした。まるでSF映画の様に大変な事になったと、NHK総合テレビを視続けて詳報を待っていましたが、1度だけ速報のテロップだけ流し通常番組を続けています。

 そこでCNNに切り替えると、第2級の緊急ニュース扱いになる“JUST IN”として この隕石衝突のニュースを放送しており、そのロシアからの驚くべき映像が続々入ってきたのです。私は当初地球に接近していた小惑星「2012 DA14」の影響かと思いましたが 軌道が異なり、今回は 直径 10メートル以上のクラスにも及ぶ独立した巨大隕石でした。

 隕石とは 本来、ちゃんと太陽との軌道を周回している 小さな小さな小惑星と考えてよく、今回そのひとつが地球と衝突したのです。この巨大クラスの隕石が地球に衝突する頻度は、100年に 1度と言われており、通信・放送の時代に入ってからは 初めての出来事です。しかも 衝突位置が、人口 100万人を超えるロシアの地方都市・チェリャビンスク近郊でした。

 そのチェリャビンスク市で稼動中だった沢山の車載カメラ、街中の監視カメラ、オフィス・学校などの同録カメラが、隕石衝突の瞬間を捉えています。青空にたなびく まるでロケット打ち上げのような雲。鮮烈な光の変化。そして隕石が音速を超えた瞬間に発生した凄まじい衝撃。初めてビデオ映像として捉えた隕石衝突は、全く目を みはる様なシーンばかりでした。

 折しも、それから約 16時間後に小惑星「2012 DA14」が地球に最接近しました。全世界の研究者から衝突の危険はないと指摘されていましたが、半径 50メートル以上の巨大な小惑星が、月周回軌道の手前に入り込み、地球 2個分の距離しかない約 2万7000キロ上空を通過したのだそうです。はっきり言って巨大小惑星 地球衝突のニアピン(笑)です。

 2009年には 木星に巨大小惑星が衝突し、凄まじい閃光が観測されています。木星は 地球の 11倍の直径があり、当たりやすいと言えば それまでですが(笑)過去 地球にも巨大小惑星衝突の歴史があり 全く関連がないとはいえません。今回のロシアでの隕石衝突 と 小惑星「2012 DA14」の最接近は、地球という星を謳歌する人類への警鐘だとも言えなくはないのです。

 今年は、地球に近い宇宙空間に大彗星が やってきます。11月頃 最接近の「アイソン彗星」は、史上最も明るい大彗星になるとの予測も出ています。太陽の周りを回った時に蒸発消滅せず、生還した場合の帰り道に、なんと満月と同じくらいに輝く可能性があるそうです。古典の天文書に描かれていた、長い尾を たなびかせる大彗星が、肉眼で観る事が出来るのでしょうか?


(追記) 残念ながらアイソン彗星は、11月29日の太陽最接近の際に、バラバラに崩壊して蒸発したとみられると、米航空宇宙局(NASA)が発表しました。


ブログ開始は 2003年です。

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