FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第631回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK BSプレミアム・BS時代劇「神谷玄次郎捕物控2」テーマ音楽 [安川午朗]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    川井憲次「ラビリンス」
    NHK総合・NHKスペシャル「未解決事件」メインテーマ
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    華原朋美「はじまりのうたが聴こえる」
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
    ♪ 独特な和声に歌唱部の旋律がマッチしている佳曲。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    NHK総合・木曜時代劇「かぶき者 慶次」テーマ音楽 [渡辺俊幸]

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、2018年頃に 日本初の月面着陸を目的とした、無人の探査機の打ち上げ計画があるそうです。「日本初の月面着陸計画」として各メディアで報道もされ、注目を集めています。まだ計画に変動要素もありますが、米国によるアポロ計画終了から 43年が経過した今、ようやく日本も 無人機による月面着陸を目指す事になりました。

 日本の月面着陸計画は、他国と異なり将来の惑星探査も視野に入れ、目標地点への正確なピンポイント着陸にチャレンジします。月は、地球から最も近い天体です。米国のアポロ計画などで、月探査は やり尽くし感がないわけではありませんが(笑)遠い将来、人類が他の天体を より把握する足掛かりとして、最も近い天体である月の探査を、しっかり行っていくべきだと思います。

 アポロ計画の探査の頃は、月には 水分が全くないと言われてきました。それが近年の探査では、否定されてきた水分や鉱物資源の存在が有力視されるほどの結果が出ています。やはりこの水分や鉱物資源の存在を確認する事が、これからの月探査の最初のポイントとなるはずです。既に人類は、何度も月面に降り立っていますが、まだまだ未知の領域が、奥深く存在します。

 私は 小学生の頃、アポロ 11号の月着陸生中継を、ライブで視聴した経験があります。テレビ生中継と言っても、月着陸船「イーグル」と ヒューストンの管制センターとの英語交信を同時通訳して放送する程度でした。それでも着陸の軌道が テレビ画面に表示される、当時として斬新なコンピューターグラフィックスを使った この生中継は、今でも強く記憶に残っています。

 2007年には「かぐや」が、月周回衛星の軌道投入を見事に成功させ、役割を終えた 2009年に最終ミッションとして制御落下し、41万人の名前が刻まれたネームシートが月面に届きました。また 2010年には、小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げから約 7年かけて、小惑星イトカワのサンプルを採取。無事地球に そのサンプルの入ったカプセルが帰還しています。

 この「はやぶさ」の実績で、日本の軟着陸技術は、高い評価を受けました。ボイジャー 1号の太陽系離脱の時も思いましたが、人類がこれから担っていく宇宙への挑戦は、個人の名誉や団体の営利目的ではなく、人類幸福のために翼を広げた無人機探査が まず基本です。今回の日本の月面着陸計画にも、かぐやのネームシートの様な素晴らしい企画があればと期待しています。


(追記) 日本初の月面着陸計画は、当初の予定から遅れて、2021年度の打ち上げを目指す事になりました。月探索・着陸機は「SLIM」(スリム)というネーミングです。

(追記) 2024年 1月20日に、日本の月探索・着陸機「SLIM」が、月面着陸に成功しました。


ブログ開始は 2003年です。

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