FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第673回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「ダウントン・アビー ~ 華麗なる英国貴族の館」テーマ音楽 [John Lunn]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [服部隆之]
  3. 第 3 位 ( △ )
    Randy Houser “We Went”
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    シシド・カフカ “Crying”
    NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「はぶらし/女友だち」主題歌
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    城南海 ~ きずきみなみ「月と月」
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
    ♪ 1位 1週、登場19週。

 楽しく過ごしている時は、時間が早く感じます。それとは逆に、嫌な仕事をしている時などは、時間の経過が遅く感じる事もあります。これをアインシュタインが提唱した「相対性理論」だと説明していた文献がありました(笑)。人それぞれの内的心理の問題だと 切り捨てればそれまでですが、素朴な人の気持ちが、100%相対性理論には 無関係だと断言もできません。

 画一的な捉え方は、時間の流れが単一で絶対だと言う事に繋がり、相対性理論を否定する端緒にもなるからです。そのアインシュタインが 100年前に存在を予測した「重力波」を、米国で初めて観測したと、12日一斉に全世界へ向けて報道されました。この難解極まりないニュースは、国内各メディアのトップを飾り、ネットでも速報と、ニュース解説が乱れ飛んでいます。

 宇宙の星たちが吸い込まれたら最期となる(笑)極めて高密度な大天体「ブラックホール」が、2個ぶつかり合った時に発生するのが重力波とされています。その重力波が初観測されました。これでまたアインシュタインの相対性理論が証明されたのだそうです。一方日本では、アインシュタインも驚く(笑)とんでもない金融政策を始めました。「マイナス金利」です。

 ゼロ金利は トントンですが、マイナスとなると預金者や債権者が、逆に金利や手数料を払わなくてはならない理屈になり、ブラックホールも腰を抜かす(笑)天地がひっくり返る金融政策です。以前 国債格付けについてのブログで、残高が膨らむ国債を、日銀が刷ったお札で買い取っていけばいいじゃないか? とは考えてはいけないと書きました。2011年 2月の頃です。

 ところが 日本銀行 黒田東彦 総裁の登場で、現実のものになってしまいました(笑)。物価を上昇させて デフレから脱却させるのが狙いだそうです。その黒田 総裁が次に仕掛けたのは「マイナス金利」政策です。私は 10年物の長期国債の市場金利に注目していましたが、9日には 遂にマイナス0・035%を記録し、先進主要 7ヵ国で初の国債マイナス金利となりました。

 これだけの国債残高がある国で、国債の利息がゼロベースになっている事実から単純に考えると、国の予算の 4分の1を占めている国債費と言う名の借金の返済が、利息に関して大変楽になっていく訳ですが、先程の相対性理論と同じく(笑)ズバリ正答を上手く説明できる経済専門家がいません。悲観も楽観も、専門家の内的心理が、説明の基準になっているのです。

 ただ間違いなく言えるのは、国家経済が崩壊する過程では、必ず国債金利が急上昇し、通貨の為替相場も暴落する点です。日本経済のブラックホールは、国債金利 と 円相場の数字が大きくなる方向に、口が開いているはずです(笑)。黒田 総裁という方は、日本銀行の歴史で初の相場師総裁(笑)だと思いますし、私としても銀行預金に、逆金利を払う気など毛頭ありません。

 奇策を連発する相場師総裁の仕掛けには、先行きの不安を感じている人も増えてきています。安倍 首相は、現在やはり相場師の様に(笑)株式の比率を増やしているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用成績が悪化すれば、年金給付の減額もあり得ると、開き直りというか 免罪符(笑)を得るかの様な答弁を、さらっと 15日の衆議院予算委員会でしています。

 アインシュタインも認める通り、地球は 1個しかなく(笑)地震頻発国でありながら、地政学的に国際紛争のリスクが低い日本の投資価値は、その地球 1個上に存在する国だけを比較対象とする場合(笑)円高が進むほど高い様です。ただ国家経済破綻のブラックホールから発する、かすかに聴こえる遠吠えの様な重力波は、庶民レベルまで誰もが観測している様な気もします。


ブログ開始は 2003年です。

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