FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第674回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「ダウントン・アビー ~ 華麗なる英国貴族の館」テーマ音楽 [John Lunn]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [服部隆之]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    Randy Houser “We Went”
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    シシド・カフカ “Crying”
    NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「はぶらし/女友だち」主題歌
    ♪ 1位 1週、登場 8週。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    松崎ナオ「川べりの家」
    NHK総合・ドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間」テーマ曲
    ♪ 打楽器の和音が後半ヴォーカル進行の支えとなっている技巧的な佳曲。

 毎回聴取習慣のあるFM長野の番組。そりゃこの2016年の段階で、FM長野リスナーを標榜していますから、いろいろとありますが(笑)日曜の場合 ぐっすりと朝寝坊をして、午前 11時からの キューピー・ハート・オブ・サンデー を聴きながら、ゆっくり始動するのが長年の習慣です。日曜の朝は、FMラジオから始まる。この習慣は、体内時計の様に染み着いています。

 次にFM長野ニュースの後は、なぜかNHK-FMにダイヤルを回して、お昼のニュースから「トーキング ウィズ 松尾堂」もしくは「日曜喫茶室」を聴くのも、これまた染み着いた長年の習慣なのです。その長年聴きなじんできた「日曜喫茶室」のマスター・はかま満緒 さんが、16日に急逝されました。。お亡くなりになる前日が、この番組の収録だったそうです。

 もう30年近く前ですが、ラジオの専門誌「ラジオパラダイス」に、小堀勝啓 CBC中部日本放送アナウンサーのコラムがあり、当時の小堀 アナは、自宅にテレビを置かない生活をしていて(笑)日曜昼の日曜喫茶室が楽しみだと掲載されていました。それだけ隔世したラジオ中心の生活を送っていると、日曜喫茶室は、主軸となる価値を有する 完成されたラジオ番組でした。

 開店(放送開始)は 1977年 4月ですから、40年近く営業しているNHK-FMの老舗看板番組でした。日曜喫茶室は スタジオ収録ですが、閑静な住宅街の中にある小さな喫茶店という設定です。ウェイトレスの小泉裕美子 さんは「お飲み物は何になさいますか?」とゲストに必ず尋ねています。ラジオからは、カップやグラスを置く音が聴こえてくる事もあります。

 午後 2時までの営業時間内に その日のテーマや客層によっては、途中で離脱する事も多々ありますが(笑)興味があるテーマの時は、実に奥深い長時間トークを聴く事ができました。例えば笑福亭鶴光 師匠 と 亀渕昭信 元LFニッポン放送社長がゲストで来店した日は、全編オールナイトニッポンの暴露裏話と化し、途中から慌てて録音をし始めたぐらい面白かったです。

 開店から約 30年間、毎週日曜に開店していた 日曜喫茶室 は、2008年から 月 1回最終週だけの放送になりましたが、その時なんと はかま満緒 マスターは、RFラジオ日本で「はかま満緒の話のタネ」というトーク番組を、小泉裕美子 さんを同じくアシスタントに迎えてスタート。別店舗を民放ラジオで営業し、NHK-FMの編成に挑戦するかの様でした(笑)。

 私が小学生でラジオを聴き始めた頃、既に売れっ子だった はかま満緒さんの番組を聴いていた記憶があり、その時に「コント作家で飯食うな はかま満緒だ。」(笑)と自己紹介していたのを覚えています。はかま満緒 マスターは、放送業界への影響力が強く、それ故にNHK・民放と、個人的に同時リレーできる番組(笑)も、長年継続して担当可能だったのだと思います。

 はかま満緒 マスターの急逝は、本当に残念です。日曜日昼下がりの後継番組は、NHK-FM編成の狙い通り、トーキング ウィズ 松尾堂になるのでしょうか? 。私としては、ウェイトレスの小泉裕美子 さんの今後も気になっています。NHK-FM「日曜喫茶室」は、音楽が主体のFMラジオ放送に、存在する事が許されるトーク番組の理想形を具現していた番組でした。


(追記) 「日曜喫茶室」は、2017年 3月25日の放送を以て終了しました。


ブログ開始は 2003年です。

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