FM長野リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第695回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「マスケティアーズ パリの四銃士」テーマ音楽 [Murray Gold]

  2. 第 2 位 ( △ )
    NBS カンテレ・ドラマ「ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [菅野祐悟]

  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [服部隆之]

  4. 第 4 位 ( ☆ )
    abn テレ朝・ドラマ「刑事7人」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [吉川清之]
    ♪今シーズンも打楽器和音にアクセントがある劇伴を使用。

  5. 第 5 位 ( ▽ )
    宇多田ヒカル「花束を君に」
    NHK総合・連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主題歌


 7日に 放送タレントの永六輔 さんが お亡くなりになりました。永さんは、唯一日本人歌手によるビルボード HOT100首位獲得曲である坂本九さんの「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」の作詞者ですが、やはり最晩年にかけて数年間の無理を押した、内容の聴き取れないラジオ出演に最後まで疑問が残りました。

 公共財であるラジオ電波の私物化とまでは言いませんが、間違いなく独善的であったと思わざるを得ません。ただ永 さんがラジオパーソナリティとして、実に立派だったと思うのは、番組に寄せられたリスナーからの手紙や葉書に、1通ずつ返事の手紙を出し続けた点です。リスナーからの誹謗であっても、住所氏名明記ならば躊躇する事なく、反論の手紙を送ったのだそうです。

 同じく総てのリスナーからの手紙に、返事を出すという事を貫いていたラジオ放送と言えば、南米大陸エクアドル共和国の首都キトーから、日本向け そして南米同胞向けに短波放送をしていた、HCJB「アンデスの声」日本語放送を思い出します。アンデスの声は、プロテスタント系のキリスト教布教を目的とした宗教放送局でしたが、実際の放送は 全く異なるスタンスでした。

 短波放送は、放送開始前にインターバルシグナルを流します。宗教放送局は、讃美歌あたりですが、なんとアンデスの声 日本語放送は「さくらさくら」でした。南米向け放送では、開拓に苦労する日系人のために、最新の日本のニュースや話題を流し、日本の民謡や歌謡曲のリクエストに応じていました。そしてリスナーからの手紙に 1通ずつ返事を送り続けていたのです。

 1964年の放送開始以来、電波宣教師である尾崎一夫・久子夫妻は、宗教放送を超越し、NHK国際放送ラジオ日本でも成し得なかった、南米同胞の心の支えになるラジオ放送を、長年続けてこられました。1996年には、NHK Eテレで尾崎夫妻のドキュメント「我が思いはアンデスの峰に ~ 南米日本語放送の32年」が放送され、私は録画を保存しています。

 そのドキュメントには、尾崎夫妻が 常連リスナーからの手紙を、一人ずつ封筒式ファイルで長年完全保存していた姿も映像に残っています。実は このアンデスの声へ、1980年代に批判めいた手紙を私は送った事があります(笑)。南米向けと異なり日本向け放送では、宗教番組が放送時間の過半数を占めていた事に疑問を持っていた私は、それを改善しろと指摘したのです。

 無理難題以外何者でもありません(笑)。私には、FEBCなどの宗教放送にも受信報告書と共に辛辣な批判を送る、とんでもない短波放送リスナーだった頃があったのです(笑)。この私の批判と資料として送った新聞切り抜きに対して、なんと尾崎夫妻から実に懇篤なお礼の返事を頂きました。その時にHCJBの尾崎 牧師夫妻は、稀にみる大人物だと、私も気付いたのです。

 尾崎夫妻は 宗教放送局の電波宣教師ですが、裏表なく南米同胞を支え続けた功績により、1987年に外務大臣表彰を受けています。そしてアンデスの声は、2000年で放送が終了し、尾崎久子 さんも旅立たれましたが、リスナーからの熱い支援は途絶える事なく、現在も週末にオーストラリアの送信所から、短波によるHCJB日本語放送は続いています。

 南米ブラジルでのリオデジャネイロ夏季五輪が間近に迫る今、私は開拓移住した日系1世を中心に南米同胞の生活に寄り添う放送を毎日続けていた、エクアドルのHCJB アンデスの声放送を思い出します。善光寺信徒の私が言える立場ではありませんが(笑)長年親身になりリスナーと苦楽を共にした尾崎一夫・久子夫妻こそ、間違いなく天国が約束された二人です。


ブログ開始は 2003年です。

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