FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第694回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「マスケティアーズ パリの四銃士」テーマ音楽 [Murray Gold]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [服部隆之]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    宇多田ヒカル「花束を君に」
    NHK総合・連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主題歌
  4. 第 4 位 ( ★ )
    NBS カンテレ・ドラマ「ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [菅野祐悟]
    ♪ 洗練された和音と旋律が際立っている劇伴佳曲。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    Red Hot Chili Peppers “Dark Necessities”

 『第24回 参議院議員通常選挙』は、10日に投開票され、自民・公明の連立与党が、勝敗ラインとされる改選議席の過半数を超えました。公職選挙権を有する年齢が、満18歳まで引き下げられた初の国政選挙で、改憲支持の党派が、憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を参議院で確保し、戦後初めて憲法改正発議が可能な両議院の議席を、改憲勢力が獲得しています。

 【獲得議席数:自民 56 民進 32 公明 14 維新 7 共産 6 社民 1 生活 1 無所属 4】

 今回もテレビ・ラジオの開票速報は、投票締切の 20時ジャストに「出口調査」による予測を一斉に発表しています。従来 民放は、ズバリ予測中心値を発表していましたが、NHKが続けてきた予測幅表示に切り替えるケースも目立ちました。調査主体が共同通信社 と NHKに二極化し、各局共にほぼ同じ様な予測 と ヘッドラインを打ってしまうのが原因だと思われます。

 NHKは、8時ジャストからの 1分間に 92名もの議席当確を打ちました。3年前は 比例当確判定に 45分間をかけていましたが、今回は そんな事お構い無しに(笑)比例区で 48名中 40名の議席当確が一気に打たれました。出口調査による当確判定は、もはやリミットがない状態で、開票速報特番の出口調査偏重主義が、ここに極まった感じさえします。

 NHK総合で毎晩深夜に中継を続けてきたウィンブルドンテニスは、男子シングルス決勝をEテレに移し、22時から生中継を行いました。またNHK BSは、開票速報特番を組まず、民放BS局も開票速報の長時間編成から離脱してきています。我が家でも音声は、今回初めてメインのチボリ オーディオ モデルワンで、NHK-FMの開票速報を聴いていました。

 NHK-FMでは、ラジオ第1放送と同時に開票速報を、19時55分から 翌朝 5時まで長時間放送しました。ラジオ当確速報伝統のチャイム音や、全国基幹局からのリレーリポートなど、古き良き開票速報スタイルが健在でした。急所になると、テレビ同時 もしくは 時差放送になり、非常に解りやすかったです。このNHK-FMの速報で、県選挙区の当選者も判りました。

 FM長野では、20時55分 と 22時55分からからのFM長野ニュース(JFN)で 2回。23時からはJFNネットの開票特別番組を放送しましたが、今回も長野県区の当選・当確情報は、翌朝 7時30分からの“OASIS 79・7”フラッシュ ニュースまで ありませんでした。今回 1名減員となった長野県選挙区の当選者は、民進党 1となっています。

 開票速報を視聴していると、減員 1人区で野党統一候補が、長野・新潟・宮城・福島とコンスタントに勝ちを拾った印象もありました。ところが自民・公明の連立与党の改選過半数突破、改憲勢力の 3分の2到達など、その印象 と 実際の勝者が異なっています。元々減員 1人区では、民進が議席を持っていたケースが多く、1人区全体の自民は、結局 22勝 11敗でした。

 2度目の政権獲得から安倍 首相は、国政選挙で負け知らずです。2014年12月の総選挙では、日中首脳会談を上手く利用し、今回の参院選は 消費税増税延期でアベノミクスの陰りを巧みに消しました。次の参院選までの 3年間、そして衆議院任期満了までの 2年半に発議をしないと、安倍 首相は あの世から祖父の岸信介 元首相に怒られるかも知れません(笑)。

 世論調査で最も多い「憲法改正賛否どちらとも言えない」は、まず発議対象となる具体的な改憲条項の草案を読まなければ 判断が尽きかねるとの、正直な国民多数の気持ちが反映してると思われます。2020年の東京夏季五輪の前に、憲法改正国民投票開票速報を視聴する事が出来るのか? 安倍 首相が これから打っていく政局への手筋に注目が集まっています。


ブログ開始は 2003年です。

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