第912回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
Aimer「悲しみの向こう側」
三和酒類iichiko テレビCMソング
♪ 編曲は 玉井健二・百田留衣。 - 第 2 位 ( ▽ )
いきものがかり「きらきらにひかる」
abn テレ朝・木曜ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」主題歌 - 第 3 位 ( △ )
米津玄師「迷える羊」
大塚製薬 テレビCMソング - 第 4 位 ( ▽ )
NHK総合・大河ドラマ「麒麟がくる」テーマ音楽 [ジョン・グラム] - 第 5 位 ( ⇒ )
浦上想起「未熟な夜想」
BSテレ東・真夜中ドラマ「名建築で昼食を」エンディング テーマ曲
先週は、5年に1度の国勢調査が行われていました。我が家も前回からネットで調査に参加しており、今回は スマホから回答を送信しました。所要時間は、10分程度でした。まだネットによる国勢調査も、根底のところで理解が深まっておらず、特に提出期限 と 実際の送信可能期限の区別が曖昧だった様です。コロナ禍における全数調査の難しさが浮き彫りになりました。
私は、マイナンバー制度が始まった早い段階から、マイナンバーカードを取得していました。取得から 5年間は、住民票をコンビニで受け取った事ぐらいしか使い道がなかったのですが、今年になって、初めて役に立つ利用をしました。例の国民一律 10万円の特別定額給付金です。銀行口座通帳の画像を送るなど手間がかかりましたが、スムーズに給付を受けました。
全国では、マイナンバーカードによる給付金申請がダウンした市町村もありましたが、ここ長野県松本市では、スムーズに給付が行われた様です。マイナポイントも始まり、マイナンバーカードの新規申請も増えてきています。その新規申請理由の中は「次の給付をスムーズに受けたいから」が意外にもあるそうです。一律10万円の特別給付は、一回限りなのに不可思議な話です。
また総務省など国の動きも不可思議です。マイナンバーカードに給付のための銀行口座を、紐付ける制度を検討しており、次の通常国会への法案提出を目指しています。また給付を行うかの様な前提です。さらに「ベーシック インカム」制度が浮上してきました。竹中平蔵 元総務大臣まで制度設計を提唱し始めています。低所得者を対象に、ひとり毎月 7万円だそうです。
だいぶベーシック インカムの本旨からは、外れたアイデアですが(笑)竹中平蔵 元総務大臣は、菅 首相の私的ブレーンでもあり、ベーシック インカム制度の観測気球を打ち上げた事は 間違いありません。全ての人に無条件で毎月お金を給付するなどとは、荒唐無稽とまでは言わないまでも現実味のない福祉制度でした。それがコロナ禍の中で、急に注目を集めてきています。
菅政権が狙うデジタル社会の究極の形は、選挙の投票をネットで可能にする事だと考えます。ネット投票も、ベーシック インカムも、マイナンバーカードの普及が必須です。普及を加速させる目的での実験給付も、図上の空論とは 言えなくなりました。そして 1回目の実験は「新型肺炎」(COVID-19)対策の一律 10万円特別給付で、既に済ませているのです。