第958回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
NHK BSプレミアム・プレミアムドラマ「白い濁流」劇中効果音楽 [信澤宣明] - 第 2 位 ( ▽ )
黄緑色社会 “LITMUS”
abn テレ朝・木曜ドラマ「緊急取調室 season4」主題歌 - 第 3 位 ( ⇒ )
NHK BSプレミアム・紀行番組「よみがえる新日本紀行」テーマ音楽 [富田勲] - 第 4 位 ( ⇒ )
BUMP OF CHICKEN「なないろ」
NHK総合・連続テレビ小説「おかえりモネ」主題歌
♪ 1位 6週、登場11週。 - 第 5 位 ( ⇒ )
abn テレ朝・木曜ミステリー「IP~サイバー捜査班」劇中効果音楽 [木村秀彬]
1日に デジタル庁が発足しました。なにか菅 内閣の遺産になってしまった感もありますが(笑)国の行政で大変遅れていた統一のデジタル化を推進し、デジタル社会形成の司令塔となる新しい庁です。デジタル時代の官民のインフラを、今後 5年で一気呵成に作り上げるのが目的だそうです。そのため新設の庁でありながら、他の省庁を統率する強い権限が付与されています。
通常「庁」は、上級機関の「省」に置かれます。例えば 同じカタカナ(笑)のスポーツ庁は、文部科学省に置かれています。ところがデジタル庁は、省より上の内閣に置くと、設置法で定められているのです。しかもデジタル庁の長官は、内閣総理大臣自ら担務します。その下に、事務統轄するデジタル大臣、事務監督するデジタル監がいる、極めてハイパワーな庁なのです。
初代デジタル大臣には、平井卓也 デジタル改革担当国務大臣。そしてデジタル監には、民間から石倉洋子 一橋大学名誉教授が、それぞれ就任しています。平井 デジタル大臣は、担当国務大臣から昇格しました。大臣名も、行政のデジタル改革を総合的に推進するため企画立案及び行政各部の所管する事務の調整担当から、デジタルと、カタカナ 4文字だけになっています(笑)。
国民あまねく行政からデジタル社会の恩恵を受けるためには、マイナンバーカードの普及が不可避です。8月31日現在のマイナンバーカード普及率は、全国で 37・5% 。私は、ごく初期にマイナンバーカードを所有しており、10年の有効期限も 6年が経過しました。という事は、約 4年先に最初の更新事務が、一斉に発生します。それまでに普及を急がなくてはなりません。
ブログでも書いていますが、究極のデジタル化社会は、やはり公職選挙が在宅でネット投票出来る事だと考えます。その域まで達しないとデジタル社会は、完成しません。そのためには、スマホなどのデジタル端末と、マイナンバーカードが完全に連動しなければならないのです。最難関とも言える、在宅での公職選挙ネット投票は、デジタル社会究極の形を具現するはずです。
資料を読んでみても、デジタル庁の職域が、どうも総花的で はっきりしません。デジタル庁に必要なのは、Google・Facebook・LINEなど、主要外資系ポータルサイトやSNSを、国家・国民の立場から監督する権能です。独善的な経営判断をし、サービスを変質させる外資系ポータルサイトやSNSを、行政指導出来る権能こそ、デジタル庁には 必要なのです。
官民のインフラを、今後 5年で一気呵成に作り上げるには、困難を伴います。それでもデジタル化が達成された社会には、格差なき平等社会も姿を見せるはずです。このブログの様に、個人で音楽チャートを独創していく事が可能なのも、デジタル化した社会の範疇に入っているからなのです。その範疇に行政や政治が含まれていく様、デジタル庁の努力に期待しています。