FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第957回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    黄緑色社会 “LITMUS”
    abn テレ朝・木曜ドラマ「緊急取調室 season4」主題歌
    ♪ 編曲は Naoki Itai(板井直樹)緑黄色社会。
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK BSプレミアム・プレミアムドラマ「白い濁流」劇中効果音楽 [信澤宣明]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK BSプレミアム・紀行番組「よみがえる新日本紀行」テーマ音楽 [富田勲]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    BUMP OF CHICKEN「なないろ」
    NHK総合・連続テレビ小説「おかえりモネ」主題歌
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「IP~サイバー捜査班」劇中効果音楽 [木村秀彬]

 3日に 菅義偉 内閣総理大臣は、自民党役員会で、29日投開票の自民党総裁選に立候補しないと表明。菅内閣は 退陣することになりました。自民党役員会が開かれたのは、午前11時30分。菅総理は 冒頭に自らの総裁選不出馬を表明し、10分ほどで散会しています。NHK総合は、11時49分に 臨時ニュース(チャイムなし)で、三條雅幸アナが、退陣を速報しました。

 また共同通信社は、11時56分に「菅 首相が辞意 菅 首相が辞任の意向と政権幹部。」と速報。FM長野では、1分前の 11時55分から始まった、信毎制作のニュースにJUST INがありませんでした。されど 同時間にFM山口などの加盟局で流れたJFNニュースでは、冒頭で「今入ってきた情報です。」と、菅 総理不出馬の速報をJUST INさせています。

 JFNニュースは、共同通信社の配信と連動しており、僅か 5分のラジオニュースながら、高い精度 と 速報性を有しています。FM山口は、全曜日総てのニュースを、JFNニュースで統一している加盟局です。他の多くの加盟局も、土曜日曜のローカルニュースを、JFNニュースへ収斂しており、ラジオメディアは、ニュースから徐々に広域放送の時代へ移っている様です。

 民放テレビキー各局は、昼の定時ニュースやワイドショー冒頭に、菅総理不出馬の速報を一斉に流しています。午後 1時06分からの臨時記者会見は、官邸内での ぶら下がりの形式で、1問だけ菅 総理が答えました。正午のニュースをそのまま延長していた特設ニュースは、1時16分に一旦終了。連続テレビ小説「おかえりモネ」を、31分遅れで再放送しています。

 シグナルは出ていました。幹事長外しで接触を避けていた二階 幹事長と、突然総理自ら党本部を訪問して会談。側近の様な存在になりつつあった小泉 環境大臣と連日会合を持つなど、解散カードを含めて、菅総理が重大決意をする可能性は 高まっていたのです。採ったのは、コロナ対策に専念するとの大義名分を掲げて、余力を残したまま電撃退陣をするという選択肢でした。

 菅内閣は、コロナ禍前の社会経済活動復帰に固執する余り、気を緩めてはならない昨年の第2波収束期に、Go Toトラベル キャンペーンを決行したあたりから、COVID-19パンデミック対策が、後手を踏んできました。希望の光とまで断言したワクチン接種も、イスラエルの例を挙げるまでもなく、現状では 集団免疫獲得まで達しない事が明らかになってきています。

 結局 菅 総理は、東京夏季五輪の開催に、内閣の命運を捧げてしまった感じもします。菅 総理は、あのキャラクターから(笑)コロナ禍の危機管理内閣のトップとして、ロックダウンも含む峻烈な対策を断行できると思っていたのですが、そうではありませんでした。菅内閣は、今月末に退陣し、これからコロナ禍の中で、総裁選・総選挙と、政界は 混濁の季節を迎えます。


ブログ開始は 2003年です。

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