FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第35回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    諫山実生「恋花火」
    NHK教育・ミニ音楽番組「みんなのうた」8 ~ 9月 オンエアー曲
    ♪ 編曲は 小西貴雄。
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    SING LIKE TALKING “Hello”
    ABN テレ朝・木曜ドラマ「菊次郎 と さき」主題歌
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    GABALL ~ feat.Joanne「幸せの表現」
    TSB YTV・ドラマ「14ケ月」主題歌
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    中島みゆき「銀の龍の背に乗って」
    NBS フジ・木曜劇場「Dr.コトー診療所」主題歌
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    kazami “I Say A Little Prayer”
    NBS フジ・火曜時代劇「大奥」主題歌

 久米宏 氏が、来年 3月をもって、ABN(テレ朝)「ニュース ステーション」を降板するとプレス発表がありました。はっきり言って「TBS今週のベストテン」「土曜ワイド ラジオTOKYO」の頃からの飾らない社員アナウンサーとしての才気や活躍を知っている私としては、一(いち)視聴者として「ニュース ステーション」が合格だと、とても思えませんでした。

 ニュース ひとつ ひとつ を、エンターテイメント的な司会の手法で処理している姿は、久米宏 氏の信じている論調へ世論を誘導する「気品のあるアジテーション」としか、私は 理解できなかったからです。これではキャスターの個人商店になってしまいます。今後 ニュース ステーションの様な手法で報道番組を制作しても、クレーム や トラブルが絶えないと容易に推測できます。

 「ニュース ステーション」時代に採られた、久米宏 氏自身だけが理解出来ている手法に、やはり無理があったとしか思えませんでした。例え それが真実だとしても、キャスターや制作スタッフが、正答だと色付けした状態でニュースを押し付ける行為は、放送番組として不適格です。ニュースの内容から正答を導き出すのは、視聴者であって、送り手の仕事ではありません。

 ニュース番組は、まず どのニュースを取り上げるのか? さらに取り上げたニュースを、どんな順番 と 長さで放送するのか? この 2点がニュース「編集権」の要素だと考えています。ニュース番組の個性は、この 2点だけで表現すべきです。キャスターの主観から生じるコメントを加える事は、ニュースを媒体として視聴者を啓蒙するかの様な行為であり 不必要だと思います。

 これからの久米宏 氏には、ぜひとも「ザ・ベストテン」に復活・復帰して欲しいと願っています。もちろん番組名は変更してもいいし、10位までの発表に拘る必要もないと思います。もし久米宏 氏が「ザ・ベストテン」の司会を続けていたら、番組は 現在まで続いていた可能性があるし、エド・サリバンや ケーシー・ケイサムの例からも年令の問題は 無いと思います。

 混迷してきた音楽業界を整理する意味でも、英国・BBCの「トップ・オブ・ザ・ポップス」の様な解りやすい音楽番組が必要です。久米宏 氏には、ザ・ベストテン復活の形で、新しいテレビ・チャート番組の先鞭をつけて欲しいと念願しています。エンターテイメントの司会の手法は、エンターテイメント番組が最も適しており、それが久米宏 氏の為だと思えるのです。


ブログ開始は 2003年です。

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