第243回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
James Blunt “1973” - 第 2 位 ( △ )
元ちとせ「恵みの雨」
P&G社 テレビCMソング - 第 3 位 ( ▽ )
FLOW “Answer”
TSB 日テレ・ドラマ「探偵学園Q」オープニング テーマ曲
♪ 1位 5週、登場11週。 - 第 4 位 ( ▽ )
Swing Out Sister “Secret Love”
花王化粧品 テレビCMソング - 第 5 位 ( ★ )
浜崎あゆみ “talkin’2 myself”
パナソニック テレビCMソング
♪ 全編ヘビーメタルの基本ビートですが、詞は革命歌の様に練れ過ぎていて面白く感じます。
先日ビデオリサーチ社が実施した、2007年度 長野地区(長野市・松本市)ラジオ聴取率「共同」調査において、FM長野は、12才から 69才の男女総合で首位を獲得したと公表されました。この事実は、複数ルートからの公式発表により確認されています。民放FM局が 全年令総合で聴取率トップとなるのは、沖縄県などしか例がなく、全国的にみても大変な快挙です。
公表された資料によると、コアターゲットの 12才から 49才までの男女で、FM長野は SBCラジオにダブルスコア以上の大差をつけていました。AM局の壮年令層の強さを差し引いても、全年令総合でFM長野が逃げ切ったと推定されます。私は、終始一貫NHK−FM と FM長野しか聴かないリスナーを宣言していますが、SBCラジオの結果には 驚くばかりです。
これらの資料を比較してみると、今回のSBCラジオ「共同」調査の聴取率が、12才から 49才までの男女に関して、昨年のFM長野「発注」調査の数字より軒並み下回っている事実が浮かび上がり、これには 驚愕の一語です。やはりFM長野が大勝した主因には、開局以来 松本市に本社スタジオを置き、中南信のラジオリスナーに深く浸透している点があると考えます。
SBCラジオは、従来の発注調査の対象を長野市だけに絞っており、この事実だけでも解る様に、やはり中南信を軽視していたと受け取れかねない経緯があったのです。昔は、松本・諏訪・飯田・上田各放送局から、平日お昼前や日曜午後などに、多元放送と称して独自の番組を流していたのですが、廃止されてしまいました。やはり地域発信の放送は 続けるべきだったのです。
また このブログにも書いた通り、FM長野のスペシャルウィークは、リスナーへの煽りがない真面目な企画でした。SBCラジオの軽自動車までプレゼントするキャンペーンは、明らかに露骨でやり過ぎです。打つ手が稚拙と言わざるを得ません。在京局のスペシャルウィークを見ても、高額賞品を用意したからと言って、必ずしも聴取率が劇的に上昇する事は あり得ないのです。
普段ラジオを全く聴かない人々に、高額賞品を提示してみても、その前にラジオを無料配布したほうが良いのでは? と思ってしまいます(笑)。ラジオを聴かない人々には、ラジオ受信機そのものを所持していないケースが、絶対的多数なのです。聴取率調査週間は、まず普段からラジオを聴くリスナーが疎外感を持たない様、平等に扱ってもらいたいと思っています。
第1回 共同調査で大勝したFM長野も、この数字を起点に伸ばしていかなければならず、これからが大変です。ターゲットも 49才まで広げれば、もはやコアではなくなります(笑)。開局 20周年へ向かってスポンサー と リスナーが一体になった、サービスエリアのリスナーの生活に根ざしているFM長野の番組が 1つずつ増えることを、これからも期待しています。