FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第265回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    the brilliant green “Ash Like Snow”
    SBC MBS・アニメ「機動戦士ガンダム00」オープニング テーマ
    ♪ ブリティッシュロック並みの疾走感に加えて、サビ前で転調し変速するのが絶妙。
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    JONTE「道の先」
    abn テレ朝・木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌
  3. 第 3 位 ( △ )
    暮部拓哉 “HANA”
    NHK総合・ミニ音楽番組「みんなのうた」2 ~ 3月 オンエアー曲
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「篤姫」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [吉俣良]
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    BENNIE K「モノクローム」
    TSB 日テレ・火曜ドラマ「貧乏男子 ~ ボンビーメン」主題歌

 今日 週間選曲リスト の日付は、2月29日「うるう日」です。このブログは、開始以来 毎週金曜日に更新しています。このまま金曜日更新を維持していくと、次の「2月29日」の週間選曲リストは、何年後になるのでしょうか? なんと 28年後の 2036年だそうです。閏日の 週間選曲リスト は、週一(いち)金曜更新にこだわる限り、めったに回ってきません(笑)。

 音楽チャートマニアは、自分がつけている記録に必ず日付を付記します。電子記録になっても日付を打つ事は不可欠です。やはり「うるう日」の選曲リストというのは 特別なのです。遠い昔を思い起こせば、HBC北海道放送の人気番組「ベストテンほっかいどう」のランキング記録の時に「2月29日」と書いた記憶があります。この番組は 毎日オンエアーしていました。

 数多く存在する個人ブログの中には、毎週自分でヒットチャートを作成発表している方が いらっしゃいます。しかし、その方の居住地をみると東京エリアの方が ほとんどです。私も小学生の頃、音楽チャートは毎週発表するものだと思っていました。しかし、中学1年の時 このベストテン ほっかいどう と出会い、音楽チャート番組に対する考え方が革命的に変わりました。

 家に比較的性能の良いラジオ受信機があったので、出会える幸運を掴んだのだと思います。道内のレコード売上げ、有線放送、番組への はがきリクエストを「毎日」集計。さらにオンエアー中 受け付けている電話リクエストの動く順位も加味した総合ランキングを、変化させながら発表するシステムは、日本中の放送局で類例がなく、全く独創的なラジオチャート番組でした。

 さらに当時の北海道は、全国に先駆けたヒット曲を多く輩出していたのです。そして この番組で、次々とランキングされていきました。レコード 1位、有線 1位、はがき 4位、テレフォン 3位、トータル 550ポイント。ふきのとう「白い冬」第1位!とのコールの後、フルコーラスで流れた地元フォークデュオのデビュー曲の美しさは、今でも忘れる事ができません。

 この番組では、人気歌手の新曲に媚る事なく、無名歌手でも多くの美しい曲が、総合ランキングを駆け上がっていったのです。松山千春のデビュー曲「旅立ち」ハイファイセット「フィーリング」と、全国集計にはない 北海道独自の総合 1位を打ち続けます。圧巻だったのは、洋楽のビリー・ジョエル「ストレンジャー」が、並み居る邦楽を押さえて総合 1位になった事です。

 毎日ヒットチャートを リアルタイムで作成・放送していく番組では、リクエストするリスナーの音楽感性も磨かれていく事を立証していました。前述の自主チャートを作る行為は、集計の手法で自分の音楽感性と合致した、理想的な順位を見つけ出す事に他なりません。私は、この「ベストテンほっかいどう」で、美しい楽曲が 1位になるヒットチャート番組を経験出来ました。

 リスナーでも ラジオの仕事をする方でも、システムナイズされた素晴らしいラジオ番組を聴取した経験の有無は、大きな感性の差となって後々残るのだと思います。うるう日の今日、この「ベストテンほっかいどう」という番組を思い出した次第です。北海道からの電波で聴いていた ベストテンほっかいどう の様に、このブログも魅力ある独創性に包まれていたいものです。


ブログ開始は 2003年です。

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