FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第522回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・時代劇「塚原ト伝」テーマ音楽 [川井憲次]
  2. 第 2 位 ( △ )
    SBC TBS・ドラマシアター「ハンチョウ6 ~ 警視庁安積班」オープニング テーマ音楽 [遠藤浩二]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Sissel “Weightless”
    NHK BSプレミアム・ドキュメンタリー番組「追跡者 ザ・プロファイラー」テーマ曲
  4. 第 4 位 ( △ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女」劇中効果音楽 [川井憲次]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    NBS フジ・ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」タイトルバック音楽 [☆Taku Takahashi・ARTIMAGE CREW]
    ♪ 違和感を感じる劇伴が多い中で、タイトルバックで流れるパートのみ調性がとれています。

 厚生労働省から 2010年の都道府県別 平均寿命が発表され、長野県が 男女ともに 日本一となりました。この平均寿命統計は 5年おきに発表しています。男性は、5回連続 長野県がトップでした。そして女性は、本土復帰から 3年後の1975年以降 沖縄県が連続 1位を続けてきましたが、今回 長野県が初の 1位になっています。長野県民として 大変喜ばしい事です。

 都道府県別平均寿命の上位は、男性 1位・長野県(80・88歳)2位・滋賀県(80・58歳)3位・福井県(80・47歳)4位・熊本県(80・29歳)5位・神奈川県(80・25歳)。 女性 1位・長野県(87・18歳)2位・島根県(87・07歳)3位・沖縄県(87・02歳)4位・熊本県(86・98歳)5位・新潟県(86・96歳)となっています。

 但し 平均寿命が いくら伸びても、寝たきり被介護人口が増えれば、あまり意味のない統計数字になってしまいます。人口動態の少子高齢化の進行は、もはや避けようがありません。この少子高齢化への対応は、社会全分野に求められます。テレビ・ラジオの世界も、この少子高齢化社会へ完全にフィットしていかないと、存否に係るほど大きく取り残される恐れがあります。

 ここ 1ヵ月の地上波テレビを視ていると、ある事に気づかされます。地元テレビ局の新入社員募集のCMが やたら目立つのです。NBS長野放送、abn長野朝日放送、TSBテレビ信州、そしてSBC信越放送、県内民放テレビ局 全てで社員募集のCMが流れています。私の記憶では初めての事です。県内民放テレビ局は、新卒の人材確保を図るべく躍起になっているのです。

 視聴率 30%を毎週マークし、我が国最高のテレビ ヒットチャート番組だった「ザ・ベストテン」では、葉書リクエストを受け付けていましたが、最盛期は 滅多に葉書リクエスト受付の宛先を紹介しませんでした。全く宛先を紹介しないのに、東京都港区赤坂のTBSテレビには、毎週 10万通以上の葉書が きちんと届いていたのです。人気とは 恐ろしいものです(笑)。

 テレビ局への就職は、長年 大変人気がありました。ザ・ベストテンの葉書リクエストと同じで、募集CMなど打たなくても(笑)沢山の応募があったのです。ところが県内 4社は、今年 募集CMを大々的に流しています。ネット時代隆盛となり斜陽が見えてきた放送事業会社、特に地方局へ いい人材が集まらなくなってきたとの危惧感が、そうさせたのだと思います。

 放送 と 通信の安易な融合は、長年培った放送文化の維持という見地からも避けるべきです。しかし 通信の世界は、放送と異なり 一方的な発信・受信の関係になく双方向です。その双方向とは、発信すれば必ず着信する、採用や没の判断が中間過程にありません。放送 と 通信の融合は、この双方向の可否を、従来の放送システムと要員が、どう理解していくかに懸っています。

 広域を司る報道機関としては、公共公益の役割を果たさなければなりません。だからこそ、これからの放送の世界において、一方的な発信・受信の関係は、ニュース・気象情報提供などに限定されていくべきです。例えば普及している有線放送の様に、音楽リクエストを受け付ければ、ほぼ即時に曲が電波から流れる様な、従来にないサービスが必要になってくる気もします。


ブログ開始は 2003年です。

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