FM長野 リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
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第739回ランキング

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    ぼくのりりっくのぼうよみ「つきとさなぎ」
    テレビ東京・ドラマ25「SR サイタマノラッパー ~ マイクの細道」エンディング テーマ

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    abn テレ朝・木曜ドラマ「緊急取調室」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [林ゆうき]

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    NHK総合・外国テレビドラマ「ダウントン・アビー ~ 華麗なる英国貴族の館」テーマ音楽 [John Lunn]

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    NBS 東海テレビ・オトナの土ドラ「犯罪症候群」テーマ音楽 [やまだ豊]

  5. 第 5 位 ( ★ )
    LOVE PSYCHEDELICO“Might fall in love”
    ♪少し和声的に枯れた感じを受けたが、ルーツミュージック色の際立つ佳曲


 平成の玉音放送とも言われる、天皇陛下のビデオメッセージ一斉放送があったのは 昨年の 8月。天皇陛下の生前退位のご意向を組んだ政府は、国会の内々の同意を得て「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」の法案を、19日に提出しました。

 これによって来年末の天皇退位と再来年 元日からの改元が、ほぼ確実となりました。新元号の発表は、それに先立つ来年夏頃と予定されています。

 この世の中には沢山のマニアの方が いらっしゃいますが、私は風変わりな法律マニアで(笑)愛読書のひとつが、明治憲法と旧皇室典範の逐条解説書である伊藤博文 著の「憲法義解」。岩波文庫版を擦りきれるほど読んでいます。また近代ドイツや旧ソ連の法律関係書籍も所有しています。

 そのくせ実用的な日本の民法や会社法は殆ど興味がなく(笑)結局持っている資格は行政書士ひとつだけです。そんな風変わりな法律マニアの私としては、今回の退位特例法に大変興味を引かれました。

 この「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」を、マスコミが解説しない切り口で読み解いてみると、今までの法律にない特別なパワーが見えてきます。

 この退位特例法は 本則が僅か 5条。それに対して附則が 倍の11条あります。その附則に 法律の核心部があるのです。この法律は 国会で成立し公布されても即日施行されません。一部条規を除き、公布から 3年内の政令で定める日が施行日となり、その施行日が退位日です。法律が有効になると即日 天皇陛下は ご退位となります。

 またマスコミが殆ど取り上げない重要条文が 附則 2条にあります。その施行日までに万が一陛下がご崩御された場合、この法律は効力を失う、自動失効の規定があるのです。

 さらに退位特例法が 憲法 2条違反になる事を避けるため、従前の皇室典範と退位特例法が一体を成すと、皇室典範の附則に加えています。その皇室典範の一部改正は、退位特例法を通じて行っているのです。

 他にも宮内庁法や国民の祝日に関する法律も、この退位特例法の附則を通じて一部改正しています。本来ならば皇室典範・宮内庁法・国民の祝日に関する法律の一部改正案も、セットで提出するのが筋なのですが、この退位特例法は 施行日と自動失効に特別な規定のある法律ですので、総てをまとめて新法律を通じて改正してしまう、極めて強い効力のある特例法なのです。

 退位された後の今上陛下は「上皇」と称すると本則 3条に規定されていますが、附則 4条には 検察審査会員の職務に関して、上皇は天皇の例によるとの唐突な規定もあります。

 1948年(昭和23年)に制定された検察審査会法は、検察官による起訴・不起訴の決定が正当かどうかを審査する検察審査会の設置を定めた法律です。検察審査会の活動は、時々メディアでも報道されています。

 占領当時 米国の陪審員制度を参考にGHQの強い肝煎りで作られた検察審査会法は、第2条に検察審査員になれない者として、まず天皇、皇后、太皇太后、皇太后及び皇嗣と、とてつもないポジション(笑)から規定されているのです。いかにもGHQ施政下で作られた法制度です。

 元々皇族は、戸籍・住民登録台帳ではなく大統譜・皇統譜に入り、公職選挙権がありません。検察審査員は、選挙人名簿からの抽選で決まり、皇族は絶対に選ばれないのですが、検察審査会法に規定がある以上、上皇も加えると退位特例法に念のため規定したのだと思われます。

 なお皇族は、皇室会議 議員及び予備議員の選挙権と被選挙権(互選権)を有しています。この退位特例法の施行日つまり退位日を定める際は、内閣総理大臣が皇室会議の意見を聴かなければならないと附則 1条2項に定められており、皇室会議が開催されるのは確実となっています。

 法律の公布には、天皇陛下が御署名して御璽を押させる事が必要です。陛下は どのようなお気持で、この法律に御署名なさるのでしょうか? 本則僅か 5条、附則が 11条から成る「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」は、風変わりな法律マニア(笑)である私から見ても、明治維新以来の全法律そして全布告を通じて類例がない特別な法律なのです。


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 長野県 松本市 に在住している、FM長野 リスナー「ラジオネーム:チャート★ドランカー」の個人ブログです。

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