FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第1041回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    PYG「花・太陽・雨」
    NHK総合・時代劇「剣樹抄 ~ 光圀公と俺」主題歌
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    Rina Sawayama “Eye For An Eye”
  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「どうする家康」劇中効果音楽 [稲本響]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    Romy “Enjoy Your Life”
    ♪ ハウスミュージックでありながら牧歌的和声を感じさせる佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    LINKIN PARK “LOST”
    ♪ 1位 4週、登場 8週。

 23日夜は、第20回 統一地方選挙・後半戦の開票でした。NHKは、午後 7時58分から 17分間 開票速報。大河ドラマ「どうする家康」は、8時15分。そして 9時には 再び開票速報へ戻っています。今回は 4小選挙区の衆院補選、1選挙区の参院補選も同時に行われ、激戦を反映してか、午後 8時ジャストには、衆参補選の当確が ひとつしか出ていませんでした。

 私が注目していたのは、衆参補選よりも、北海道の函館市長選でした。俳優というより(笑)HTB北海道テレビ「水曜どうでしょう」大泉洋の実兄である大泉潤 候補が、4選を狙う現職に挑んだのです。現職保守の地盤は固く、函館も激戦かと思いきや、NHK出口調査の棒グラフを視て驚きました。大泉潤 候補の棒が突き抜けており、なんと支持率 8割を超えています。

 強固な地盤の保守現職に対峙するためなのか、大泉潤候補は、立憲民主党の推薦を受けていました。でもその必要が無かった様です。函館市幹部職員の経験と、大泉洋の実兄という血縁だけで、選挙準備は 充分でした。得票率 80・7%は、保守層が雪崩を起こして流れ込まなければ不可能な数字です。まあ顔も似てるし、声質も似ている、名前も洋 と 潤(笑)。圧勝でした。

 長野県議選 開票速報の記事に指摘した通り、後半戦でもNHKは、従来の統一地方選とは違った、開票速報のスタンスを採っていました。市町村議選 と 区議選の開票速報を一切放送しなかったのです。またネットでも報道しませんでした。NHKの開票速報から、市町村議選 と 区議選を切り捨てており、開票速報マニアではなく、一(いち)有権者としても納得できません。

 選挙会を経ないと当選者が法律上未確定なので、自治体公式サイトの開票速報は、届け出順の得票しか発表されません。つまり得票順にソートされていないのです。定員 1の首長なら見てわかりますが、定員数十名の議員選挙では、誰が当選者か見分けがつきません。そこで選管確定票を得票順にソートして当落を明示する、これがメディアが報道する開票速報の本旨なのです。

 今回のNHKは、市町村議選の開票結果を報道しないと、前もって決めてしまった様です。私は 学生時代、NHK総合テレビで翌日開票だった、東京都 区議選の丁寧な開票速報を視聴した記憶があります。人員の合理化などが理由ならば、それこそAI自動音声を使って、市町村議選や区議選の開票速報を、確定票 と 当落だけでも視聴者に伝える方法はあったと思えるのです。

 公職選挙結果の迅速な報道は、地上基幹放送を実施しているテレビ局の責務です。みんなの選挙 と称する、責任を伴わないフリーキャンペーンに放送時間を費やす以前に、せめて公共放送を自認しているNHKぐらいは、統一地方選の全ての最終開票結果を、高い義務と責任を伴って報道してもらいたいものです。今回の統一地方選では、NHK開票速報の変質が気になりました。


ブログ開始は 2003年です。

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