FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第129回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    ABN テレ朝・ドラマ「はぐれ刑事純情派 ファイナル」テーマ音楽 [甲斐正人]
  2. 第 2 位 ( △ )
    SONA “Love,Again”
    SBC MBS・ドラマ30「ヤ・ク・ソ・ク」主題歌
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「義経」劇中効果音楽 [岩代太郎]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    柴田淳「おかえりなさい。」
    ABN テレ朝・木曜ミステリー「おみやさん」主題歌
    ♪ 1位 7週、登場11週。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Royksopp “Only This Moment”
    ♪ メロディが前面に出た繊細なエレクトロニカ。

 今年の大河ドラマ「義経」は、後半 少々中弛みの感があります。昨年の「新選組!」が、本放送 終了後も強烈な印象を残しているからでしょうか? やはり義経に関しては、主役の演技力やストーリーに単調さが見られます。1979年の大河ドラマ「草燃える」北条義時 役では、トメを獲得している松平健のクレ順も、なかなかトメグループに入らず不可思議な感じです。

 NHK大河ドラマには、准大河ドラマと称する事が出来る 3作品が存在します。1984年から 1986年までに放送された「NHK新大型時代劇」です。役所広司 主演の「宮本武蔵」渡瀬恒彦 主演の「真田太平記」そして中村吉右衛門 主演の「武蔵坊弁慶」です。この 3作品は、ほぼ大河ドラマ同レベルの放送期間 と キャスティングの厚さで制作されました。

 松平 弁慶も重みがあって悪くはありませんが、私にとっての弁慶は、やはりこのNHK新大型時代劇「武蔵坊弁慶」での 中村吉右衛門です。義経には 川野太郎を配役しました。まだ「鬼平役者」になる前の頃で、とても豪快で陽性な弁慶でした。また「真田太平記」で丹波哲郎が演じた、日本史上有数の智略武将・真田昌幸 役も素晴らしく忘れる事が出来ません。

 その丹波哲郎には、今回の「義経」で、とても印象に残るシーンがありました。4月 3日に放送された第13回「源氏の決起」での、以仁王令旨による挙兵シーンです。岩代太郎の劇伴音楽が流れる中、火をつけた館から 燃えさかる炎をバックに、ニヤリ と不敵な笑みをたたえた、名優・丹波哲郎 演じる源頼政には、例えようがないほど強い感銘を覚えました。

 隆盛極まれる平家から受けていた堪え難い屈辱から解放され、源氏武士の心底が表情に現れた様で素晴らしいシーンでした。あの ニヤリと笑う演技は、どんなシナリオにも予め書くことが出来ず、丹波哲郎 氏でないと演じられません。あの ニヤリ が、強く印象に残ってます。それでも全体的には、もうひと頑張りして欲しい「義経」の今後の展開に期待しています。

 2005年 NHK大河ドラマ「義経」6月26日 放送・第25回「義仲最期」
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◯ 滝沢秀明 ➝ ◯ 松平健 ➝ 上戸彩 ➝ 南原清隆 ➝ うじきつよし ➝ 伊藤淳史 ➝ 海東健 ➝ 宮内敦士 ➝ 小栗旬 ➝ △ 石原良純 / △ 鶴見辰吾 ➝ かとうかずこ ➝ 細川茂樹 ➝ 後藤真希 / △ 小澤征悦 ➝ 小池栄子 ➝ 大杉漣 ➝ △ 白石加代子 / ◯ 稲森いずみ ➝ △ 阿部寛 ➝ △ 市川左團次 ➝ △ 萬田久子 ➝ △ 夏木マリ ➝ △ 中尾彬 ➝ / ◯ 松阪慶子 / ◎ 平幹二朗 】

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に 1人だけ配役が紹介される)俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


ブログ開始は 2003年です。

Search

Mail-form


 ご愛読者(拍手)ボタンがあります。