FM長野リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第821回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    BS Dlife・外国テレビドラマ「FOREVER Dr.モーガンのNY事件簿」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽[Josh Kramon]

  2. 第 2 位 ( ▽ )
    NHK総合・NHKスペシャル「平成史スクープドキュメント」テーマ音楽 [千住明]

  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    米津玄師“Lemon”
    SBC TBS・金曜ドラマ「アンナチュラル」主題歌

  4. 第 4 位 ( ★ )
    My First Story“With you”
    トヨタ自動車 テレビCMソング
    ♪教条的なオルタナティヴ ロックに聴こえるが和声も備わった佳曲

  5. 第 5 位 ( ▽ )
    番匠谷紗衣「ここにある光」
    abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女」主題歌


 新聞紙上の 1年の振り返りなどで、今年のヒット曲を紹介する際は、当たり前の様に、オリコンの年間ランキングを取り上げていました。老舗の音楽業界誌として「オリコン」が当然の如く使われていたのです。ところが ここ数年のオリコン 年間ランキングは、上位を特定歌手の楽曲が独占し、今年を代表するヒット曲の指標として使いにくい状況が続いていました。

 遂に先月 共同通信社は、2018年の最大のヒット曲を紹介する記事で、オリコンでなく ビルボード・ジャパンの年間 1位が米津玄師“Lemon”になったと配信しました。初めてオリコンの年間ランキングを使用しなくなりました。ビルボード・ジャパンでは、CDセールスだけをデータにせず、特定歌手の上位独占が起こり難いシステムで算出していたからです。

 NHK紅白歌合戦では、米津玄師“Lemon”を紹介した際に「年間ランキング 29冠」と表現しました。カラオケや ミュージックビデオ再生回数など、多様な 29の音楽チャートの年間ランキング 1位を獲得したという意味で、このブログでも書いていた、将来の音楽チャートの「多様化・少順位化」というコンセプトが如実に傾向として現れてきた事を示しています。

 危機感を覚えたオリコンは、昨年末から「合算ランキング」という新しいチャートを開始しました。今までのCDセールスに デジタルダウンロード と ストリーミングを、売上価格(単価)を基準に得点化して合算し 100位まで発表します。ビルボード・ジャパンでは、絶対使わないであろう「合算」という語彙をチャート名にした事に、私は 斬新さを感じていました。

 そこで 12月19日から開始したオリコン合算ランキングに注目していました。その順位を細かくチェックしてみたのですが、正直言って期待外れでした(笑)。やはりCDセールスで動員的なポイントを大きく獲得してしまうと、合算ランキングでも 1位を独走してしまいます。そして その巨大な獲得ポイントは、やはり合算の年間ランキングにも大きく影響してしまうのです。

 オリコンは、CD売り上げ推定枚数を「得点」として発表しています。この「得点」こそ、ビルボードにも 世界の主要音楽チャートにもない、創業者・小池聰行 前社長の独創でした。そしてこの得点というコンセプトが、現在のオリコンを身動き出来ないほどに縛り付けている様です。得点の大小で順位を決定するシステムが絶対となり、音楽チャートの呪縛となっているのです。

 私も音楽チャートマニア全盛期の頃は、オリコンの得点、ザ・ベストテンの得点、ベスト10ほっかいどうのトータルポイントに縛りつけられていました(笑)。音楽チャートマニアにも呪縛は 存在しています。得点システムを制すれば、広範な大衆から支持を受けた大ヒットでなくても、週間 そして 年間ランキングの上位を独占できるカラクリが浸透してしまったのです。

 これからの音楽チャートにとって必要なのは、得点によるソート(並べ替え)ではなく、明確なルールによる格付けなのです。このブログの週間選曲リストは、年間ランキングの作成方法も含めて、この得点の呪縛から解放される様にシステムを作りました。しかし、それは個人ブログの段階であって、普遍的な音楽チャートの世界においては、まだ機が熟していない様です。


ブログ開始は 2003年です。

Search

Mail-form


 頂いたメール内容の秘密は 厳守しています。