FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第943回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・木曜ドラマ「桜の塔」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [村松崇継]
  2. 第 2 位 ( △ )
    Noel Gallagher’s High Flying Birds “We’re Re On Our Way Now”
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Liz Fohl “Walking Through My Dream”
    テレビ東京・ドラマ25「ソロ活女子のススメ」劇中挿入歌
  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「青天を衝け」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [佐藤直紀]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    徳永英明 “tomorrow”
    テレビ東京・金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係5〜生活安全課なんでも相談室」主題歌
    ♪ 最近では珍しいマイナーキーのドラマ主題歌。

 コロナ特措法 3度目の緊急事態宣言も、東京都・大阪府・京都府・北海道・愛知県・福岡県・広島県・兵庫県・岡山県・沖縄県まで拡大し、今回は 収束の速度が遅いようです。自衛隊が運営するワクチンの大規模接種も、24日からスタートしました。駆けつけた高齢者の多くが健常で、以前の生活に戻りたいとの希望がある様ですが、新しい生活様式は 避けられません。

 コロナ禍が収束へと向かっているのか否か? 報道を見聞きすると、微妙な増減を繰り返す日々の新規感染者数をどうにか整理して、真の増減の傾向を伝えようと、メディアも工夫しています。以前から世界中の報道機関で使われていたのが、直近 7日間の移動平均です。当日から 7日前までの新規感染者数平均値を算出し、その平均値の流れで増減を観測する手法です。

 株式投資などを実践している方には、お馴染みの移動平均ですが、統計学を学んだ方ならお解りの通り、この手法には 若干疑問があります。統計学での移動平均には、後方・中心化・前方という種類があって、それぞれ分析の必要性に応じて使い分けています。ところが、コロナの新規感染者数も、株式投資も、なぜか後方移動平均を当たり前の様に使っているのです。

 後方移動平均は、最新の数値が常に算入され、移動平均の推移が新規感染者数の傾向を反映していると思われがちですが、実は 新たに入る数値と、移動平均の計算から出て行く 8日目の数値が同じ影響を与えています。ですから前方 と 中心化というデータをずらした移動平均の考え方も、統計学において存在しているのに、後方移動平均は、唯一の様な扱いをされているのです。

 投資家以外の皆さんには、やはり移動平均という考え方は馴染みがなく、かつコロナ禍の分析には 不似合いな様で、メディアは 色々な手法を試みています。最近目立っているのは、先週と同じ曜日との新規感染者数の比較です。先週と同じ曜日とは、前述の移動平均の 7日間と同じスパンで、そしてこの比較の増減とは、他のデータの影響を受けない絶対性を有しています。

 先週と同じ曜日の新規感染者数比較が 毎日減っていけば、新型肺炎(COVID-19)の流行の波が、収束へと向かっています。そしてこの分析結果表は「星取表」と同じスタイルです。このブログのご愛読者なら お気づきだと思います(笑)。日経平均株価の大納会終値を毎年比較して、時系列に結果を表しているのが、年頭日記恒例の「経済星取表」なのです。

 見たことがない方は、2021 年頭日記を まずご覧ください。単純な年次比較なのに日本経済の動向を解りやすく表現しています。もっと詳しくお知りなりたい方は、全リスト保存から各年の年頭日記をお読みください。亜流で移動平均を使わなくても、この星取表が傾向を端的に表現してくれます。コロナ禍の流行分析は、経済や景気の分析と、根が繋がっているのです。


ブログ開始は 2003年です。

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