FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第921回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    熊木杏里 “my present”
    MBS・ドラマ「親孝行プレイ」主題歌
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    藤川千愛「ありのままで」
    abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女 20」主題歌
  3. 第 3 位 ( △ )
    King Gnu「三文小説」
    TSB 日テレ・ドラマ「35歳の少女」主題歌
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    和楽器バンド「月下美人」
    NHK総合・ミニ音楽番組「みんなのうた」10 ~ 11月 オンエアー曲
    ♪ 1位 3週、登場 7週。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    青葉市子 “DAWN IN THE ADAN”
    ♪ 世情に染み渡るレアでクラシカルなSSLです。

 やはり一連の GOTOキャンペーンは、時期尚早でした。日本という国は、観光立国である以前に、科学技術立国であったはずです。「新型肺炎」(COVID-19)の感染リスクをシャッフルして、ブログにも書きました「解除の後にくる事態」で、予見されたコロナ対策への慣れ と 飽きを助長させる行為は、どう考えても 科学技術立国として あるまじきものでした。

 「新型肺炎」(COVID-19)感染者数の伸びは、高止まりを乗り越えて、指数関数的上昇カーブを描き始めています。経済対策を優先させるのなら、厳しい自粛社会の中で芽生えてきた新産業を、積極的に育成していく姿勢こそ大切でした。時代が激変した事を軽く見て、旧態の維持を全面に出していけば、防疫でも 経済でも、帰着点は 解っていたはずなのです。

 南半球に位置し、先行して冬を経験したブラジルでは、例の大統領(笑)のせいもあって爆発的大流行をもたらしてしまいましたが、ウイルスが強毒性に変異して犠牲者数も爆発してしまう大過は、今のところ無かった様です。このあたりの動静も踏んで、日本も経済重視の政策を採れると判断したのかも知れません。ですが どう考えても、この政策選択は ギャンブルです。

 どうやら行き着く先は、11年前の新型インフルエンザの様に、無症状を含めた感染者 1000万人台に達して、集団免疫を得られるか? それともワクチン開発が完璧に成功して、億人単位まで集団接種を受けるか? に ほぼ絞られてきました。しかし、僅か数ヵ月で開発したばかりのワクチンを、一気に億人単位で接種するなど、人類史上経験した事がないのです。

 どの方法論を採っても、ギャンブル的要素が消える事はなく、来年以降もウィズコロナの時代を生きていく覚悟を、慣れや飽きで消さない様にしなければなりません。GOTOキャンペーンよりも、観光ホテルなどが借り入れている金融機関からの融資に、国が法的猶予を与えるとか、究極の公助であるベーシック インカム制度を検討していくべきタイミングが到来しています。

 今週仕事でJR大糸線に乗ってみると、高齢の夫婦が、キャリーバッグをゴロゴロさせて乗車してくる姿を、相次いで見掛け、乗車客の 3割近くが外国人という今年 2月頃と同じく、明らかに異様なものを感じました。長野県内も感染者が急増しつつあります。なぜ性急に観光したがるのか? その気持ちが理解出来ません。絶対に無保菌だとは 断言できないはずです。

 このブログは 18年目に入りますが、2011年の東日本大震災は、まさに国難の年。そして 2020年は、全世界規模の類例なき悪疫の年でした。コロナ禍は まだ続きます。慣れや 飽きや 自分勝手な解釈をやめて、新しい生活様式に合致した文化や芸術 そして観光を求めていくしか、世界史的なターニングポイントである、この2020年を乗り越えるすべがないのです。


ブログ開始は 2003年です。

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