FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第976回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    Mitski “The Only Heartbreaker”
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「鎌倉殿の13人」テーマ音楽 [エバン・コール]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Novelbright “seeker”
    TSB 日テレ・日曜ドラマ「真犯人フラグ」主題歌
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    Kroi “Juden”
    ダイハツ工業 テレビCMソング
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Gabrielle Aplin “Skylight”
    ♪ ポップなのにアコースティックの様な聴感が残る佳曲。

 約 12年前に時代劇専門チャンネルで、1979年の大河ドラマ「草燃える」を全話視聴し、鎌倉幕府の公式日記というべき「吾妻鏡」を口語版で所蔵している私にとって、待ちに待った大河ドラマです。但し同時に三谷幸喜のドラマですから、始まる前から過剰な期待をしてはいけません(笑)。序盤は、主要登場人物のキャラクターを擦り込む作業が続くのですから(笑)。

 2021年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」です。戦国時代や明治維新から離れて、平安時代末期から鎌倉幕府草創期にかけての武家政権誕生の物語を紡ぎます。世帯視聴率(関東地区)は、17・3% ➝ 14・7%と推移していますが、NHKは ネット展開に力を入れており、初回配信のユニークブラウザ(UB)数は、前作の 3倍前後に達しているそうです。

 鎌倉殿の13人とは、主役・北条泰時(小栗旬)北条時政(坂東彌十郎)大江広元(栗原英雄)三善康信(小林隆)安達景盛(野添義弘)和田義盛(横田栄司)梶原景時(中村獅童)三浦義澄(佐藤B作)比企能員(佐藤二朗)中原親能(川島潤哉)足立遠元(大野泰広)二階堂行政(野仲イサオ)八田知家(市原隼人)で構成されています。

 この合議制は、鎌倉幕府 2代将軍頼家の暴政を諌める目的で始まっており、途中からメンバー同士の粛清まで起こります。ですから 13人全員が揃って合議していた期間は 短いのです。そして以仁王の令旨が東国へ伝わっていない第2回の段階では、13人の内まだ 5名しか登場していません。源氏が最初に平氏打倒の戦いを挑む 以仁王の挙兵は、第3回以降となります。

 音楽は、エバン・コールが担当。週間選曲リストでは、Evan Callとして、土曜時代ドラマ「螢草 菜々の剣」劇伴音楽が、リストインしています。エバン・コールは、相当な日本フリークで、観光ビザによる来日から、日本で活躍する音楽家を目指していました。テーマ音楽を始め劇伴音楽には、日本固有の旋律への理解 と 和声感が充分に備わっています。

 劇伴音楽に理解がある方ならお解りでしょうが、テーマ音楽が流れるタイトルバックでは、長澤まさみのナレーションが、はっきり言って邪魔です(笑)。ところが深く理解出来ると、あのナレーションで、終奏部の美しさが引き立つ様にアレンジされている事に気付きます。今回の大河には、巧妙な仕掛けが沢山ある様です。「鎌倉殿の13人」の今後の展開に期待しています。

 2022年 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」16日 放送・第2回「佐殿の腹」
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◯ 小栗旬 ➝ 新垣結衣 ➝ 小池栄子 ➝ 片岡愛之助 / △ 山本耕史 ➝ 堀内敬子 ➝ 阿南健治 ➝ 佐藤B作 ➝ 小泉孝太郎 / ◯ 松平健 ➝ △ 國村隼 ➝ △ 佐藤二朗 ➝ ◯ 草笛光子 / △ 浅野和之 ➝ △ 板東彌十郎 ➝ ◯ 宮沢りえ / ◯ 大泉洋 ➝ ◎ 西田敏行 】

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に 1人だけ配役が紹介される)俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


(追記) 週間放送視聴日記(2022年 9月23日)に、鎌倉殿の13人のスタッフクレジット を掲載しました。


ブログ開始は 2003年です。

Search

Mail-form


 ご愛読者(拍手)ボタンがあります。