FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第426回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    ヤドランカ「誰かがサズを弾いていた」
    NHK総合・ミニ音楽番組「みんなのうた」4 ~ 5月 オンエアー曲
    ♪ 編曲は 渡辺俊幸。
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・連続テレビ小説「おひさま」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [渡辺俊幸]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    海援隊「贈る言葉」
    NHK総合・ミニ音楽番組「歌でつなごう ~ 被災者のみなさんへ」オンエアー曲
    ♪ 1位 3週、登場 5週。
  4. 第 4 位 ( ☆ )
    NHK総合・大河ドラマ「江 ~ 姫たちの戦国」劇中効果音楽 [吉俣良]
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    MISIA「記憶」
    abn テレ朝・ドラマ「遺留捜査」主題歌

 21日夜にNHK総合テレビを視聴していた私は「東日本大震災」の余震と思われる、千葉県 北東部 震度5弱の緊急地震速報 直後流れた NHKニュース速報を視て、衝撃を受けました。全く思いがけない訃報だったのです。日本を代表するアイドルグループ「キャンディーズ」の元メンバーで、女優の田中好子 さんが お亡くなりになりました。。まだ 55才の若さでした。

 ブロガー プロフィールでも紹介していますが、私は 40年近くに渡る洋楽・邦楽 問わない音楽チャートマニアです。キャンディーズという名前を、ランキングの記録として、大学ノートや レポート用紙に 500回近くは書いています。名曲「哀愁のシンフォニー」は、私が中学 3年の頃です。高校受験の日は、頭の中を「やさしい悪魔」が駆け回っていました(笑)。

 そして藤村美樹 さんが初めてセンターヴォーカルになった「わな」は、高校1年の時です。次作「微笑がえし」で、3人は 一気に走り去っていきました。我が国最高のテレビチャート番組「ザ・ベストテン」の放送初年度だった 1978年に、キャンディーズは引退しています。ザ・ベストテン視聴率急伸の草創期に、キャンディーズは ランクインし出演していました。

 私は一貫してミキちゃん派として(笑)藤村美樹 さんのファンを自称していました。ですが引退後に女優に転じたスーちゃん こと田中好子 さんを、応援していたのです。1981年の大河ドラマ「おんな太閤記」の豊臣秀長の妻役が、本格的なドラマ出演になります。2001年の連続テレビ小説「ちゅらさん」では、沖縄の日射しの元で、芯の しっかりした母親役でした。

 対照的に 2005年のNHK金曜時代劇「華岡青洲の妻」では、和久井映見 さんと、時代を牽引した医師・華岡青洲(谷原章介)の嫁姑の確執を壮絶に演じています。世界初の全身麻酔による乳癌手術が物語に描かれていた このドラマの本放送時、既に田中好子 さんは 自ら乳癌の治療を受けていたとの事でした。陰日向 両端を演じられる女優が、田中好子 さんだったのです。

 特に印象的だったのは、このブログでも紹介した NHK教育テレビ「趣味悠々・鶴太郎流 墨彩画塾」(2003年 本放送)でした。田中好子 さんは 生徒として登場。最初は 古代文明の壁画の様な(笑)個性的な絵を書いていたスーちゃんが、片岡鶴太郎画伯の指導で めきめき上達していきます。NHK教育テレビ 趣味講座の最高傑作と言っても過言ではない番組でした。

 スーちゃん こと田中好子 さんの訃報は 全く突然でした。しかし病床では、見舞いに来た藤村美樹 さんに覚悟を伝えていたそうです。水谷豊 夫人であるランちゃん こと女優・伊藤蘭 さんは、昨日からショックでコメントも出せない状態だと伝わっています。3人一緒に、もう一度テレビ出演して、思い出でも語って欲しかったのですが、それは叶わなくなりました。

 ニッポン放送「不二家歌謡ベストテン」で「哀愁のシンフォニー」がランクインし、ノートにそのタイトルを書きながら「この曲は 今までになく佳い曲だ」と思ったあの日が、まるで昨日の様です。キャンディーズは、稀有な存在だった音楽性豊かな女性アイドル グループでした。早逝は 大変残念でなりません。田中好子 さんのご冥福を 心からお祈り申し上げます。


ブログ開始は 2003年です。

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