FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第512回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    城南海 ~ きずきみなみ “Silence”
    NHK総合・時代劇「薄桜記」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    スターダスト・レビュー “Crying”
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    LOVE PSYCHEDELICO “Beautiful World”
  4. 第 4 位 ( △ )
    宇多田ヒカル「桜流し」
  5. 第 5 位 ( ☆ )
    BSフジ・時代劇「鬼平犯科帳‘71」テーマ音楽 [山下毅雄]
    ♪ BSでも放送開始された名作時代劇の 神域に達する素晴らしいテーマ音楽。

 『第46回 衆議院議員総選挙』は、16日に投開票され、自民が過半数を遥かに超える大勝。連立を模索していた自公で 325議席を超え、民主から 自公連立へ政権交代となりました。今回の自民大勝で、参議院とのねじれは反転しましたが、まだ解消されていません。ただ衆議院は、憲法改正発議に必要な 3分の2を超えた勢力が、形成される可能性も出てきました。

 【獲得議席数:自民 294 民主 57 日本維新の会 54 公明 31 みんなの党 18 日本未来の党 9 共産 8 社民 2 国民新党 1 新党大地 1 無所属 5】

 私は、当日 午後2時頃 自宅近くの投票所へ行ったのですが、投票後 調査員の方に捕まり(笑)NHKの出口調査に協力しました。質問項目は多岐に渡り、前回の比例区で投票した政党まで訊かれたのです。私は、このブログで出口調査重視の開票速報への懸念を書いてきましたが、その設問から出口調査の統計学的処理が、成熟してきた事を認めざるを得ませんでした。

 事前の情勢分析では、どのマスコミも自民圧勝を予測。午後 8時ジャストには、各テレビ局が自民 300議席超えとの出口調査結果を発表。あまりの惨敗予測から民主党のショックは尋常でなく、遂に民主党開票センターでは、一切当確のバラの花をつけないという、前代未聞の事態になってしまいました。結局 民主は、改選前議席の 4分の1を下回る大敗北でした。

 今回のNHK開票速報は、出口調査の結果を根拠に、8時00分に 44議席、8時02分に 298議席の当確を一気に打ってしまいましたが、10時以降は、開票実数に基づく速報を中心に放送しています。特に比例区重複立候補の惜敗率試算から、従来の当選確実の速報ではなく、民主党現職大臣の「落選確実」を続々速報し、新鮮な印象を今回の開票速報で受けました。

 長野県内小選挙区の当選者は、自民 3 民主 2。激戦となった得票状況から、小選挙区で落選した候補の「惜敗率」が押並べて高く、1区で 自民 1 維新 1。2区で 維新 1。3区で みんな 1 自民 1。合計5名の復活当選がありました。長野1区 と 3区は、小選挙区にもかかわらず、なんと合計 3名も当選者が出る、全国的に前例が見当たらない結果となっています。

 NHK長野局では、復活当選により計 10名の当確が出て、山田康弘 アナが午前 2時過ぎの深夜まで速報しました。FM長野は、午後8時55分 と 10時55分のFM長野ニュースで開票状況を速報。同じくJFNネットで開票特番を 2時間編成しましたが、2年半前の参院選と同じく県内当選・当確者の速報は、翌朝の“OASIS 79・7”までありませんでした。

 ダブル選挙となった東京都知事選は、長野市出身の作家・猪瀬直樹 氏が圧勝。NHKの当確は、出口調査だけで 8時01分に打たれています。今回の総選挙では、原子力発電所の是非を問う新興政党も多かったのですが、原発問題の解決には、国民広範の英知が なによりも必要です。原発問題を政争の具として利用した その安易さに、国民から厳しい審判が下りました。

 憲法改正に関して国民投票法(日本国憲法の改正手続きに関する法律)は、5年前に制定されましたが、憲法 第96条により、憲法改正発議だけで衆参両院の3分の2が必要であり大変高いハードルです。憲法は 最高法規ですが、絶対不可侵の法典ではありません。私個人としては、どんな法令にも改正のタブーがない様に、時代に即して修正は加えるべきだと思います。

 私も開票速報マニアとして、生きてる間に一度は「憲法改正国民投票 開票速報」を視てみたい願望(笑)もあります。 やはり午後 8時ジャストに結果が判ってしまうのでしょうか?(笑)この高いハードルのひとつをクリアできる大勝だった総選挙の結果から、Uターンするが如き政権交代が また起きた展開に、憲法改正投票権を有する国民の注視が集まってきています。


ブログ開始は 2003年です。

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