Year-End Ranking
- 第 1 位 ( 8)
平原綾香「ノクターン」
NBS フジ・木曜劇場「風のガーデン」主題歌
♪ ショパンの原曲が有する叙情性に劇的転調やストリングスの美しさが重なり合い、ドラマの主題である生命の尊さを、クラシックとバラードの融合により表現している深遠な楽曲。 - 第 2 位 ( 4)
NHK総合・大河ドラマ「篤姫」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [吉俣良] - 第 3 位 ( 4)
the brilliant green “Ash Like Snow”
SBC MBS・アニメ「機動戦士ガンダム00」オープニング テーマ - 第 4 位 ( 3)
CS 時代劇専門チャンネル・時代劇「鬼平犯科帳‘69‘71」テーマ音楽 [山下毅雄] - 第 5 位 ( 4)
樋口了一「1/6の夢旅人2002」
abn HTB・バラエティ番組「水曜どうでしょう Classic」エンディング テーマ
2008年も 暮れを迎えて、このブログの更新は、今年最後となります。そこで 今週の週間選曲リストは『2008 年間ランキング』を公開しました。
この年間ランキングは、2008年 1月 4日 第257回ランキングから、2008年12月19日 第307回ランキングまでの週間選曲リストを対象に作成した「年間選曲リスト」です。期間内のリストイン総曲数 44曲。その中から選曲条件をクリアした楽曲として 15曲が データベースに登録されています。確定・決定した年間順位の累積資料は、次の通りです。
【1位 8週 登場11週】① ノクターン 平原綾香。 【1位 4週 登場25週】② 篤姫 劇伴音楽。 【1位 4週 登場 9週】③ Ash Like Snow the brilliant green。 【1位 3週 登場 8週】 ④ 鬼平犯科帳 ‘69 ‘71 テーマ音楽。 【1位 4週 登場 8週】⑤ 1/6の夢旅人 2002 樋口了一。
以上の累積資料 と 参照先の選曲理由に基づき、今年の年間ランキング( Year-End Ranking )を作成しました。今年のリストイン総曲数は、昨年より増加したものの、選曲条件をクリアした楽曲数は、逆に減少しています。これらの数値は、1位推移が安定していた事を示しています。そして 今まで新譜だけで占めていた年間ランキングに、初めて 旧譜が入りました。
ルールに従い、まず 1位週数が抜き出ていた楽曲を 年間 1位に自動確定。次に 1位週数のデータを軸として、年間ランキング楽曲を慎重に選曲しました。その中から 年間 2位は、登場週数が大きくリードいる楽曲をストレートに決定。年間 3位から 5位までは、累積資料である 1位週数・登場週数 のデータを参考にしつつも、独自性の高い順位決定を行いました。
今年 最も美しい 5曲の内訳は、インストゥルメンタルのドラマ・テーマ音楽(劇伴音楽)2曲、ドラマ主題歌 1曲、アニメ主題歌 1曲、バラエティ・テーマソング 1曲 となっています。
年を経るにつれて、週間選曲リストで、ドラマ主題歌を選びにくくなる傾向が強まってきました。主題歌をきちんと流すタイトルバックを、放送しない番組も多くなっています。そのため選曲の絶対要素である、ドラマ主題歌に美しさを感じる事が減ってしまいました。余裕の無い番組構成が、主題歌の採否にも反映されている様な、テレビ不況が奥深く進行した年でした。
米国でのリーマンズ ショックから瓦解の端を発した世界的な金融危機に、日本経済も すっかり覆われてしまった 2008年。年間ランキング 公開をもって今年の更新が終了し、このブログは 年越しとなります。ご愛読者の皆様には、どうぞ良いお年を お迎えください。